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竜巻警報が発令されたサンフランシスコ。12月中旬の様子。

KatieM

KatieM

アメリカ・カリフォルニア州特派員

更新日
2024年12月21日
公開日
2024年12月21日

12月5日に津波警報が発令されてからわずか2週間。サンフランシスコは先週末の嵐に伴い、今回はなんと竜巻警報が発令されました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

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竜巻警報が土曜日の早朝に発令

先週のコラムでお伝えしたように、土曜日は嵐が予報されていたベイエリア。その土曜日12月14日の早朝、5時44分、各スマホに緊急アラートとして竜巻警報が届きました。内容としては午前6時15分まで、竜巻に警戒せよ、というもの。地下室などのシェルターに避難することが奨励されていました。多くの市民はまだ睡眠中で、このアラートによって起こされた状態となりました。

アラートが発令されて僅か20分後の6時7分、米国気象局がサンフランシスコ地域の警報を解除、サンフランシスコ市内は風が強かった印象でしたが至って静かな朝でした。

サンフランシスコに関しては竜巻の影響はありませんでしたが、サンフランシスコから南にあるスコッツバレーでは同じ日の午後2時に竜巻が発生。数台の車が横転し、倒木が発生し、多数の負傷者が出ました。米国気象局ベイエリア支部によると、EF-1の竜巻の最大瞬間風速は時速90マイル(約145キロ)と推定されています。サンフランシスコに竜巻警報が発令されたのは前代未聞の出来事。前回の津波警報に続き、異常気象が続いています。

今週末のイベントガイド

クリスマス直前となった今週末、ベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。

・12/6-29:SF Ballet: The Nutcracker

ホリデーシーズンに欠かせないサンフランシスコバレエ団によるくるみ割り人形の公演。今年もダウンタウンのオペラハウスで来週まで公演中です。1944年にサンフランシスコで全米初の公演が行われ、今年でちょうど80年目を迎えるショーは、クラシックファンなら誰もが知るチャイコフスキーの象徴的な楽曲と幻想的な世界が見どころです。

・12/13 – 22:Winter Walk 2024:Mon-Wed, 12:00 – 7:00 p.m. | Thurs-Sun 10 a.m. – 9 p.m.

ユニオンスクエアで開催されているホリデーイベント、今週末で最終です。ストックトン・ストリートからオファレル・ストリート、ポスト・ストリートが歩行者天国となり、バラエティ豊かなフードトラックやおしゃれなバー、インスタ映えする北極をテーマにした装飾で彩られ、ライブパフォーマンスやエンターテイメント、オーナメントトレイルを楽しめます。目玉は北極から遊びにきてくれるサンタクロース。サンタに会えるのは週末午前11時~午後4時まで。

・11/23-1/1 2025:Gingerbread House:8AM-8PM

感謝祭から新年にかけてフェアモントホテルのロビーに展示される、実物大のジンジャーブレッドハウス。See’sキャンディーズが使われたカラフルなディスプレイと甘い香りのジンジャーブレッドは、見応え満点。サンフランシスコホリデーの風物詩です。

・11/29 – 1/1:Christmas in the Park in San Jose:Noon – 10PM

2エーカーの広さの公園で開催されるサンノゼの伝統イベント。40を超える音楽やアニメーション、華やかなイルミネーション、高さ15メートルのコミュニティ・ギビング・ツリーのほか、ジングルベルステージや、サンタとの記念撮影などイベントも盛りだくさんです。

・11/29 – 1/5 2025:Winterfest at Great America in Santa Clara:4-10PM

サンタクララの遊園地グレートアメリカで毎年開催されるホリデーイベント。ホリデーをテーマにしたアトラクションやアクティビティが盛りだくさんです。ベイエリアでも高さを誇るクリスマスツリーやきらめくイルミネーションを楽しめます。

最後に

このコラムを書いている2024年12月20日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は1.5%。 今週も1%台で、感謝祭休暇の影響は感じません。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は2.1%。インフルエンザ陽性率は9.1%、呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)は6.4%。コロナ感染率は安定していますが、インフルエンザとRSウィルスは変わらず上昇傾向です。

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