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2024年12月17日から2025年1月5日まで、タイの寒季イベント「Thailand Winter Festival」の一環として開催中の「Bangkok Illumination Festival(バンコクイルミネーションフェスティバル)」について紹介します。
皆様、サワディーカー。タイの首都バンコクでは、2024年11月16日~12月15日にかけて、華麗なるチャオプラヤー「Vijit Chao Phraya」のイベントが開催されていましたが、2024年12月17日から2025年1月5日まで、同じくタイの寒季イベント「Thailand Winter Festival」の一環として、今年新たに「Bangkok Illumination Festival(バンコクイルミネーションフェスティバル)」が3つのエリア(合計9ヶ所)で開催中です。そのエリアには、タイのチョンブリー県で誕生し、かわいいと話題となっているカオキアオ動物園のコビトカバ「ムーデーン」をモチーフにしたモニュメントも登場し、ユニークな演出がなされています。今回は、その様子とバンコクで見られる9つのスポットについてご案内します。
ムーデン(タイ語表記:หมูเด้ง、英語:Moo Deng)は、2024年7月10日にタイ王国チョンブリー県のカオキアオ動物園(สวนสัตว์เปิดเขาเขียว、英語:Khao Kheow Open Zoo、公式FB:https://www.facebook.com/kkopenzoo)で生まれ、飼育されているメスのコビトカバのことです。動物園やSNSでの写真がきっかけとなり、ムーデンは人気を集め、動物園来場者数も急増したことが話題になりました。
ムーデーンは、ヨナ(タイ語:โยนาห์)とトニー(タイ語: โทนี่)の2頭による7頭目の子どもで、「ムーデン」という名前は、20,000票以上の投票を獲得して決まったのだそう。直訳すると「弾力のある豚」という意味で、タイ料理の豚肉のつみれでもあります。ムーデンの兄弟には、煮豚を意味するムートゥン(タイ語:หมูตุ๋น)、甘い豚を意味するムーワーン(タイ語: หมูหวาน)等がいます。
タイ・バンコクの中華街門(サミティベート・チャイナタウン病院近く)には、コビトカバの大きなモニュメントが設置されています。夜に行った人の写真を見ると、ライトアップされて、綺麗です。
タイの国有鉄道、フアランポーン駅の駅舎では、プロジェクションマッピングが行われています。約5、6分間のプロジェクトションマッピングの映像を見ている間、ムーデンからは煙が出てくる演出もあり、様々な色や柄に変化する様子はとても綺麗で、駅舎を背景に自撮りするタイ人が多く、タイ・バンコクの観光を促進するイベントだなと感じるスポットになっています。
タイ国有鉄道フアランポーン駅近くのパドゥンクルンカセム運河(タイ語:คลองผดุงกรุงเกษมไกลๆคลองแสนแสบ、英語:Phadung Krung Kasam Canel)沿いも綺麗なイルミネーションが施され、たくさんの人が散歩に来て、ポートレートやイルミネーションを撮って楽しんでいます。
以上、筆者がこれまでに観賞できた「Bangkok Illumination Festival(バンコク・イルミネーション・フェスティバル)」の風景の一部ですが、「Bangkok Illumination Festival(バンコク・イルミネーション・フェスティバル)」は、以下のバンコクの主要観光地9ヶ所で開催されています。エリアで区分すると3つのエリアになります。
1.Pathumwan to Nimibutr Stadium Route(プラトゥーナム~BTSナショナルスタジアム駅すぐのノミプットスタジアムのエリア)
●Nimibutr Stadium(ノミプットスタジアム): A “DJ Deng” light installation turns the venue into a dynamic dance hotspot.
●One Siam Skywalk(One Siamスカイウォーク): Inflatable art with the “Madame Deng” character welcomes shoppers to this vibrant retail district.
●Siam Centre to Central World(サイアムセンター~セントラルワールド): Stunning installation art transforms the area into an Instagram-worthy destination.
※プラトゥーナム~BTSナショナルスタジアム駅すぐのノミプットスタジアムのエリアでは、One Siamスカイウォークにムーデンのモニュメントがあります。
2.Hua Lamphong to Yaowarat Route(タイ国有鉄道フアランポーン駅~バンコク中華街(ヤワラートのエリア)
●Hua Lamphong Station(フアランポーン駅): Modern light installations and projection mapping showcase the “Dengzilla” concept.
●Phadung Krung Kasem Canal(パドゥンクルンカセム運河): A picturesque canal adorned with colourful light displays.
●Thai-Chinese Friendship Road: “Deng’s footprints” light patterns guide visitors along a scenic pathway.
●Odeon Circle(中華街門): A delightful “Muay Deng” art installation celebrates Chinese-Thai heritage.
※フアランポーン駅~バンコク中華街(ヤワラート)のエリアでは、フアランポーン駅と中華街門にムーデンのモニュメントがあります。
3.Asoke-Sukhumvit Route(アソーク~スクンビットのエリア)
●Asoke BTS Skywalk(BTSアソーク駅スカイウォーク): Cutting-edge projection mapping and light displays illuminate the iconic walkway.
●Benjasiri Park(BTSプロンポン駅近くのベンジャシリ公園): “Deng in the Park” invites visitors to enjoy a cheerful picnic-like atmosphere amidst glowing lights.
※アソーク~スクンビットのエリアでは、ベンジャシリ公園にムーデンのモニュメントがあります。
今回紹介しきれなかったエリアも、観賞できれば、筆者のインスタグラムで紹介できればと思っています。
以上、タイの首都バンコクで開催されている「Bangkok Illumination Festival(バンコク・イルミネーション・フェスティバル)」の紹介でした。バンコクでは最も涼しく快適に感じる寒季に見られる期間限定で無料で楽しめるイベント風景、いかがでしょうか。バンコクに滞在予定の方で近くについでのある方はぜひご覧になって、タイ・バンコクならではの風景を楽しんで、思い出のひとつにしていただけたらなと思います。それでは、皆様、サワディーカー。