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アメリカにとって大きなイベントであるクリスマスも終わり、いよいよ今年も残すところ僅か数日。ホリデー期間中は静かなサンフランシスコ、今年は雨が続いている影響でより静かな印象です。
今年は何かと雨と高波の被害がニュースとなっているベイエリア、サンフランシスコ南にあるサンタクルーズでは12月24日に強風で桟橋が崩壊し、桟橋奥にあった建造物が海に流されるという事故が発生しました。崩壊時に桟橋上で作業をしていた作業員が複数人、海に流される事態に。去年もサンタクルーズでは海面上昇の影響で、キャピトラという湾の桟橋が崩壊しています。
今週はクリスマスと年末というホリデー真っ只中。市内を離れた層も多く、静かな印象です。クリスマスの朝は雨は降らず、穏やかな気候。市内の通りにあるどの店舗もほぼ閉まっており、デリやユダヤ人系列のベーグルカフェが開いているのみ。ジャパンタウンは人通りが多いものの、モール内はほぼ閉まっている状態で、数軒だけ開いている台湾・中国系列のボバショップに列ができていました。ニジヤマーケットはクリスマス当日も営業しており、こちらも賑わいを見せていました。
サンフランシスコ市内では、毎年年越しに花火が打ち上げられます。花火の打ち上げは、午後11時59分に始まり、フェリービルディングとSFベイブリッジの間のウォーターフロントから約15~20分間大迫力の花火ショーを楽しめます。おすすめ観賞スポットはフェリービルディングの南、ピア14付近のウォーターフロントエリア。人混みで混雑するため、早めの到着がおすすめです。
このコラムを書いている2024年12月28日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は1.2%。 今週も1%台です。カリフォルニア州の平均陽性率ですが、コロナ感染陽性率は2.3%。インフルエンザ陽性率は13.2%、呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)は7.6%。今週、インフルエンザが10%を超えています。