【ジョージア】ジョージアの古いクリスマスツリーと日本の繋がり
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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
完全な冬景色になり、着る服が私も含めてスキーウェアの様な分厚いものに代わり、厳しい冬の完全な到来を日々感じている毎日です。
さて、先日筆者職場の国立公園管理局では先日クリスマスツリーの飾り付けを行いました♪凄く楽しかったので、その様子をお伝えします~!
さて、皆様お馴染みの緑色のクリスマスツリーは、ジョージアでは昨今一般的にはなりましたが、ジョージアでは日本のアイヌ文化とも深く馴染みのあるチチラキという白いツリーを使いクリスマスの到来を待つのが伝統的なクリスマスの過ごし方になります。
それに関しては、昨年以下の記事を書いていますので、ご覧ください~(下記参照)
というのも、ジョージア正教会ではクリスマス(ショバ შობა)までは断食をしたり静かに敬虔に過ごすこととなっており、通常の西方キリスト教であるような緑のツリーに電飾を灯して派手に祝う、というのはジョージアの伝統的なクリスマスを祝う手法では無いようです。
とは言えジョージアにも西欧文化が入り、みんなも緑のクリスマスツリーも大好きなので、クリスマスシーズンになると町中には緑のツリーが並んでいたり、チチラキと同様に市場で販売されていたりします。
国立公園管理局では毎年ツリーのテーマカラーを決めて、デコレーションをしています。
私はジョージア人の方のデザインセンスや色彩感覚が大好きなので、色合いの決定などは完全にお任せして、言われたものを付けていく黒子に徹しましたが、今年のツリーのテーマカラーは、青や緑の寒色系だそうで、凄く素敵に仕上がりました♪
上司も部下も関係なく、みんなでツリーを真剣にデコレーションし、この日を境に職場もクリスマスモード。
管理局ではシークレットサンタゲーム(名前のくじを引き、誰かにとっての秘密のサンタに徹して、クリスマス当日までこっそりプレゼントを隠して渡していくゲーム)を行うので、あちらこちらにみんなのサンタからのプレゼントが飛び交います♪
さて、公園自体の情報も大切なのでお伝えしておきます。
ボルジョミハラガウリ国立公園自体は4月上旬頃(予定)まで、雪により4ルートのみを開け、他のトレイルは全て閉鎖しています。
またスノーシューや衣服など冬用ギア関連の貸し出しも一才行なっていませんので、冬に国立公園に登山に来られる方は、必ずトビリシでご購入やご持参の上、お越しください。
よく『ボルジョミの町には売ってますか?』とお客様の尋ねられることがありますが、ボルジョミは小さい町で地元密着型の商店がほとんどなので、ボルジョミでは手に入らないと思って頂くことが良いかと思います。
またジョージア内の国立公園の冬の営業時間は、施設自体で異なります。
ボルジョミは通常通り9時~18時までの営業ですが、Prometheus Cave、Sataplia、Navenakhevi Cave、Okatse Canyon.は短縮営業(AM10時~PM5時、他施設や施設内アクティビティによって異なるところもあり)をしていますので、ご自身で事前に調べてからお越しくださいね!
ツリーを飾り付けている時に、上司より、『日本のデコレーションがあればいいね』と言われたので
何か無いかな~と考え、和紙の折り紙を持っていたので、この国の平和を願って、こっそり折って2羽紛れさせておきました!
同僚や上司も喜んでくれたので、良かったです。
1月中旬まで飾っているクリスマスツリー、是非来られた際は鶴を探してみてくださいね♪