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香港鉄路(MTR)は、地下鉄の運行開始から45周年を記念して紅磡駅(Hung Hom Station)で「『站見 』鐵路展(Station Rail Voyage)」という特別展を開催しています。どんな展示会なのか行ってきました。
このイベント、本来は2024年12月いっぱいを想定いましたが、人気なので期間を延長しています。展示会に行くには事前予約が必要です。専用サイトにアクセスし、開始時間ですが月曜を除く毎日9時45分、11時、12時30分、14時、15時30分、17時の1日6回です、所要時間は約約75分です。専用サイトで事前予約が必要で、必要事項を記入すると予約番号がメールで送付されます。メアド、希望する日、時間など必要事項を記入すると予約番号やQRコードがメールで送られてきます。当日、それを会場で見せることで入場できます。
イベントは3つのエリアに分かれているのですが、最初は「鐵路解碼(Decoding Rail)」で信号機、駅構内にあった時計、標識なども展示します。ここでガイドによる簡単な説明が行われます。MTR各駅は微妙に壁の色が異なるのですが、それを一度に見ることができるゾーンもあります。
次は「鐵路歳月(Years on the Rail)」です。各年代の職員が持ち寄った秘蔵品やエピソードなどを紹介します。例えば、各年代に使われていたネクタイ、階級を表す肩章、記念乗車券、記念切手、職員用のハンドブックなどです。筆者的には各駅で配布されていた乗車指南のパンフレットが面白かったです。
3つ目のゾーンはエスカレーターで下の階にあるプラットフォームに向かいます。テーマは、「下一站…回憶(Next Station…Memories)」で東鉄線(East Rail Line)の初代の電化車両である「黄頭(Yellow Head)」や「烏蠅頭(Fly Head)」といった実物の車両を展示されていて、車両内に入ることもできます。烏蠅頭はファーストクラスの座席に座ることもできるので、座っておしゃべりをしている人もいました。
大埔(Tai Po)にも鉄道博物館がありますので、この2つをあわせてみると、香港の鉄道がより詳しく理解できると思います!