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イタリアには、「ロスティチェリア(Rosticceria)」と「ガストロノミア(Gastronomia)」と呼ばれるデリのようなお店があります。
パスタやロースト肉、シーフードサラダ、生ハム、パテなど店舗により様々。ほとんどのお店にイートインコーナーがあり、ワインも提供しているのです。美食の街ミラノでは、本格イタリアンレストランの一角にあるデリや一人でも気軽に入れるスポット、日本でも有名な食料品店が点在。
今回は、一人旅でも気軽に利用できるミラノの中心地にあるデリカテッセンをご紹介します。
ミラノの観光スポット、ミラノ大聖堂とインドロ・モンタネッリ公園の間に位置するイル・ヌオーヴォ・プリンチペ(Il Nuovo Principe)。
一人でも気軽に利用できるイートインエリアもあるので、平日のランチタイムはオフィスワーカーが多く利用しています。
外から見えるショーウィンドウには生パスタが並び、店内に入ると大きなショーケースに定番のパスタやリゾットのほか、お肉やお魚料理も。
オーダーは、日本のデパ地下のようにショーケースを見ながら店員さんに注文します。量り売りになっているので、少量から多くの種類が試せるのも魅力。
おすすめは、ハンドメイドのラビオリです。パスタの生地にチーズやお肉など挟んであり、自宅で茹でるだけのラビオリも販売しているので家庭でも本場の味が楽しめます。
■Il Nuovo Principe
住所:Corso Venezia, 23, 20121 Milano MI
営業時間:月曜日から土曜日8:00〜19:30
ウェブサイト:https://www.ilnuovoprincipe.it/
サルマイオ・ディ・モンテナポレオーネ(Il Salumaio di Montenapoleone )は、ミラノで有名な高級ファッションエリア「モンテナポレオーネ」に佇むレストラン。
閑静なエリアにあるレストランのゲートを通ると美しい緑に囲まれた中庭があります。
レストランは、ラグジュアリーな価格で一人では入りづらいですが、店内の一角にデリがあり手頃な価格で料理が味わえるのです。
デリのある店内は、アーチ型の天井や柱などイタリア建築が魅力的な雰囲気。
デリカテッセンでは、ポークソテーや日本では馴染みのないお米を使ったライスサラダ、野菜グリル、チーズもあるのでイタリアグルメをたっぷり楽しめます。ハンドメイドパスタのほか、生ハムやイタリアのカラスミ「ボッタルガ」、ロブスターなどの食材も販売。
イートインコーナーは、4席ほどの小さいスペースなので持ち帰って近くにあるインドロ・モンタネッリ公園のベンチで食べるのがおすすめです。
レストランには、心地良いテラス席もあるので、レストランやデリ、シーンに合わせて活用してみてください。
■Il Salumaio di Montenapoleone – since 1957
住所:Via Santo Spirito, 10, 20121 Milano MI
営業時間:月曜日から土曜日9:00 〜22:30
ウェブサイト:https://www.ilsalumaiodimontenapoleone.it/
イタリア好きな方は、知っている方も多いのではないでしょうか。
ミラノ発祥の食料品店ペック(Peck)。
ミラノ市内に3店舗あり、おすすめはミラノ大聖堂から近いDuomo(大聖堂)店。
本店でもあるDuomo店は、地下1階がワインフロア、地上階が食料品となっています。
デリには、サーモンやロブスター、サラダ、パスタ、パテ、キャビアなど定番のものから高級食材まで様々。
店内に、デリ用のイートインコーナーはありませんが、カジュアルレストランが併設されています。
Duomo店のデリで購入したら、少し距離がありますがセンピオーネ公園にベンチがあるので立ち寄ってみてください。
本店は品揃えが多く、チョコレートやケーキ、クッキー、コーヒー、パスタなどお土産選びも楽しめるスポットです。
■Peck Duomo
住所:Via Spadari, 9, 20123 Milano MI
営業時間:9:00〜19:30
ウェブサイト:https://www.peck.it/en
今回ご紹介したスポット以外にも、食料品店には日本のデパ地下のようなデリコーナーがあります。ミラノ市内に点在しているスーパーCarrefourやEsselungaには、デリカテッセンがありラザニアやパスタ、グリルチキンなど見ているだけで食欲そそる料理があります。
ミラノへ行ったらぜひ美味しいグルメを堪能してください。