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【タイのカオワン祭り】年に一度10日間ライトアップと花火を楽しめるプラナコーンキリ祭り開催中!(2025年3月2日迄) 

Taeko

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タイ特派員

更新日
2025年2月26日
公開日
2025年2月27日
ecobkk タイ王国ペッチャブリー県プラナコーンキリ祭り(カオワン祭り)の花火

タイ王国ペッチャブリー県の「プラナコーンキリ国立歴史公園」(通称:カオワン)で毎年2月頃10日間開催されるお祭り「プラナコーンキリ祭り、通称:カオワン祭り、英語:Phra Nakhon Khiri festival、タイ語:งานพระนครคีรี」について紹介します。

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はじめに

皆様、サワディーカー。先週、タイ王国ペッチャブリー県の「プラナコーンキリ国立歴史公園」(通称:カオワン)で開催されているお祭り「プラナコーンキリ祭り、通称:カオワン祭り、英語:Phra Nakhon Khiri festival、タイ語:งานพระนครคีรี」へ行ってきましたので、紹介します。このお祭りは毎年2月に、10日間開催されており、今年は今週末、2025年3月2日までの開催です。

タイ王国ペッチャブリー県のプラナコーンキリ国立歴史公園(通称:カオワン)とは

  • ©︎ecobkk プラナコーンキリ国立歴史公園のケーブルカー入口側の風景
  • ©︎ecobkk プラナコーンキリ国立歴史公園山頂付近からの風景
  • ©︎ecobkk プラナコーンキリ国立歴史公園山頂付近からの風景

タイ王国ペッチャブリー県のプラナコーンキリ国立歴史公園は、2024年5月、タイ文化省によって、ユネスコの世界遺産として認定されるよう取り組みがなされたことがタイ国営メディアNNT等により報道されたところです(「NBT WORLD – Culture Ministry to Propose “Khao Wang” for World Heritage Status」等参照)。現時点で世界遺産として認定はされていませんが、ペッチャブリー県内で大変有名な観光地です。

タイの首都バンコクからは、車で渋滞等がなければ1時間半程でアクセスできます。公共交通機関で行く場合は、タイ国有鉄道で、その運行本数は、バンコク都内のBTSやMRTなどの電車に比べると本数は大変少ないので、事前に往復の時刻表は確認しておく必要がありますが、バンコク都内からペッチャブリー県内のペッチャブリー駅まで3~5時間程で、下車後、プラナコーンキリ公園入口まで徒歩約15分のところにあります。駅周辺には、ソンテウやバイクタクシー等が停車しており、Grabで、小型車やバイクタクシー等で利用できそうでした。

去年6月に筆者が初めて訪問した時は、プラナコーンキリ公園をのぼるケーブルカーが工事中だったので、反対側の入口まで移動して、プラナコーンキリ国立歴史公園へ徒歩でのぼり、のぼりが結構疲れましたが、現在はケーブルカーを利用できるようです。プラナコーンキリ国立歴史公園の上には、1859年にラーマ4世・モンクット王がヨーロッパと中国の様式を取り入れて建設した離宮群(サマーパレス)、白い大仏塔(プラタートチョームペット)、赤い仏塔及びワットプラケオノーイ、博物館、展望台等があり、丘の上からの眺めが気持ちよかったです。猿もたくさんいて、絵的には大変かわいいのですが、手荷物には十分気をつけましょう。

「プラナコーンキリ祭り(通称:カオワン祭り)」とは

「プラナコーンキリ祭り(通称:カオワン祭り)」は、開催初日の16時頃、寺院「Wat Kong Karam Worawihan(วัดคงคารามวรวิหาร)」近くのThanon Bandai It通り沿いを通ると、盛大なパレードが行われる雰囲気がありました。今回は時間がなくて、開始時間までいられずパレードの様子自体は見られませんでしたが、見応えがありそうでした。

また、お祭り期間中、毎日夜間プラナコーンキリ国立歴史公園がライトアップされ、21時~は花火も上がり、ふもとにはたくさんの人が集まります。季節は、タイでは寒季にあたる2月の開催ですが、筆者にとっては、日本の夏祭りを思い出すお祭りだなと感じます。

今年(2025年)は、2月21日(金)~3月2日(日)の約10日間にわたって、「プラナコーンキリ祭り(通称:カオワン祭り)」が開催されます。お祭り開催時の最大の見所は、個人差があるかもしれませんが、花火で、バンコクからは日帰りで来る人もいれば、1泊して帰るという人もいます。

  • ©︎ecobkk タイ王国ペッチャブリー県内にあるサナームルアン(広場)から見たプラナコーンキリ国立歴史公園(カオワン)の風景(一部)
  • ©︎ecobkk Chedi View Hostel & Rooftop Barから見たプラナコーンキリ国立歴史公園(カオワン)の風景
  • ©︎ecobkk カオワンの花火

2025年のカオワンの花火大会は、21時~約6~7分程行われる予定です。

一般の人は、大きな広場である「サナームルアン」内やその周辺で観賞する人が多い印象を受けましたが、夕食を兼ねて来る人が大変多いのか、18時前には到着して、活気あふれるその様子や屋台を楽しむのがよいのではと感じられました。

花火が見られるホテルもいくつかあるようで、昨年、筆者が宿泊したことのあるルーフトップ併設のホステル「Chedi View Hostel & Rooftop Bar」の屋上のルーフトップバーでは、宿泊しない人も17時~、200バーツ(ドリンク代に利用可)でルーフトップを利用できるとのことでした((https://www.facebook.com/majernibar/参照、FBのDMのやりとりは英語可、要事前振り込み)。先週、筆者が問い合わせた時は、まだ予約可能とのことで、眺めもなかなか良さそうでした。

最後に

©︎ecobkk タイ国有鉄道からの眺め

以上、タイ王国ペッチャブリー県の「プラナコーンキリ国立歴史公園」(通称:カオワン)で開催されているお祭り「プラナコーンキリ祭り、通称:カオワン祭り、英語:Phra Nakhon Khiri festival、タイ語:งานพระนครคีรี」について紹介しましたが、いかがでしたか。ペッチャブリー県は、「カオルアン洞窟」や塩田やタイの伝統芸能の1つ、影絵「ナンヤイ」を見られる地域でもあります。機会のある方は、合わせて見てまわるのも魅力的だと思います。

以上、皆様のタイ旅行の参考になれば幸いです。それでは、皆様、サワディーカー。

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