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【タイ観光】奇想天外!タイ版ディズニーランド「ドリームワールド」潜入レポ

日向みく

日向みく

タイ特派員

更新日
2025年2月28日
公開日
2025年3月11日

サワディーカー。今回は、“タイのディズニーランド” の異名をもつバンコク近郊の穴場スポット、「ドリームワールド」(Dream World)をご紹介します。大人から子どもまで楽しめる、タイならではのおもしろ遊園地。仰天ポイントが目白押しです。

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タイ版ディズニーランドに潜入

ドリームワールドがあるのは、バンコクの北隣に位置するパトゥムタニ県。バンコク中心部からは、車でおよそ1時間の距離です。到着すると、メルヘンなゲートがお出迎えしてくれました。

入場料は、一部のアトラクションを除く「乗り放題チケット」が1,000バーツ。広々とした園内は、家族連れやカップル、若者グループなど、多くの来場者で賑わっています。

某テーマパークを丸パクリ?シュールなオブジェに笑いが止まらない

さすがは写真好きが多いタイの遊園地。フォトスポットがあちこちに点在し、みんなキャッキャとはしゃぎながら、撮影を楽しんでいます。タイの人はポージングが本当に上手!弟子入りしたい……

あれ? この地球儀、どこかで見たような。

この「3つ目の坊ちゃん」も見覚えがある。気のせい…?

いや、これは完全に「ジョー〇」です(笑)。

某有名テーマパークのキャラクターを丸パクりしたオブジェやグッズが、次から次へと出現。その大胆さに、「アメージングタイランド」を感じずにはいられません。

パーク全体に漂うB級感に、「ククク……」と笑いが込み上げてきます。

容赦なし。失神寸前の絶叫アトラクション

「大人は退屈しそう」なんて思ったそこのアナタ、侮ることなかれ。ドリームワールドには、40を超えるアトラクションや施設があり、絶叫系は想像の斜め上をいく本気度です。

なかでも突出したエグさを誇るのが「トルネード」。数十人乗りの巨大マシンがクルクル回りながら、左右に大きくビュワーンビュワーンと揺れています。見上げるだけで背筋がぞくり……

マシンに乗り込むと、どんどん高度を上げ、息つく暇もなく恐怖の絶頂に導かれます。時速はおよそ75キロメートル。思わず目をギュっと閉じても、急降下の瞬間に内臓がフワッと浮く感覚からは逃げられません。

さらに、乗車時間が鬼長い。日本の一般的なアトラクションの2、3倍はある気がします。グルン!と高速回転し、高所から急降下。「やっと終わった」と思ったら、さらにもう1回転!小休憩を挟んだら、またグルン!もうなす術もなく、ただただ翻弄されるのみ。永遠にブンブンと振り回され続け、まさに地獄です。

最初は「ギャー!」と叫び続けていた筆者でしたが、途中からは叫ぶ元気もなくなり、放心状態に(笑)。地上に戻ったときは、げっそりとやつれていました(笑)。食後の乗車はくれぐれもお控えください。さもなければ、ドリームどころか「悪夢」を見ることに……

恐怖のトルネード

「グランドキャニオン」は、7人乗りの浮き輪ボートで急流を下ります。カッパは必須アイテム。ボートが水しぶきを上げながら水路を爆走していき、「ひゃっほーい!」とはしゃいでいたら、ラストでドバーーーッ!!! 信じられない量の水が頭から降ってきて、一瞬何が起きたのか分かりませんでした。

カッパなしで乗った勇者は、服からボタボタと水が垂れ、雑巾がしぼれるレベルのずぶ濡れ状態に。容赦なさすぎて、笑いが止まりません。

現地で購入したカッパ
グランドキャニオン

極めつけは、「スーパースプラッシュ」。ラストでは、高所からライドが豪快に水のなかへとダイブします。バッシャーーーン!!!盛大な水しぶきで視界が真っ白に。近くの通行人までびしょ濡れになっていました。

スーパースプラッシュ

他にも、ジェットコースターやお化け屋敷、ゴーカート、ふわふわメルヘン系、きらきらパレードなど、子どもから大人まで楽しめるアトラクションやイベントが盛りだくさんです。

筆者が訪れたのは土曜日でしたが、待ち時間はほぼゼロ。半日の滞在でも、10を超えるアトラクションを楽しむことができました。

飲食店やゲームコーナーも充実

パーク内は、意外にも(?)清掃が行き届いていて、トイレも安心して利用できます。KFCやタイ料理のフードコートなど、飲食店も充実。いずれもリーズナブルで、バンコクの街中で食べる屋台料理の価格と大差ありません。

射的や輪投げが楽しめるゲームコーナーもあり。1回20〜50バーツ程度と、お手頃価格で遊べます。

ミニ動物園では、ブタさん、羊さん、ふわふわウサギさん、カラフルな野鳥とも触れ合えます。癒される~。

カオス感満載な夢の国

カオス感満載の「ドリームワールド」は、想像の100倍楽しい「夢の国」でした。タイの本気、恐るべし…! バンコクにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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