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フィンランドのヘルシンキ港からフェリーで渡ったところにあるエストニア。VastlaPaev(ヴァストラの日)にはVastlakukkel(ヴァストラクッケル)を食べます。今年2025年は3月4日がその日でした。年々販売期間が長くなっているので観光でちょっと訪れた際に偶然パッと食べられるかも! お味はというと…。
Tere!(エストニア語で「こんにちは」という意味)日本では立春も過ぎ、たまに肌寒くも春がやってきているそうですね。エストニアは緯度が高いところに位置しているので北欧並みに寒く暗く長ーい冬が続いています。
でも!先日暦の上での春はやってきました。そうです!VastlaPaev(ヴァストラの日)がやってきたのです。宗教上の意味合いと春の訪れを祝う(願う?)日で、毎年その日子どもたちはそり遊びを楽しみ、Vastlakukkel(ヴァストラクッケル)を食べます。今年は3月4日がVastlaPaevだったので私は4店ほどからそれぞれVastlakukkelを買ってきて家族で食べました。
どこで売っているのかというと、パン屋さん、ケーキ屋さん、スーパー、レストランなどです。販売期間が最も長いのはスーパーで、今年は2月初めから見かけました(コロナ禍以降、特定の日に人々が同じところに集まらないよう取り組んでいるようです。ブラックフライデーやバレンタインデーなども対象期間が長くなりました。)。反対に短いのはレストランで、その週だけあるいは前日までだったりのところも(悲)。ネットからオンラインで予約しないと買えないお店もあります。
お隣フィンランドから日帰りでタリンに訪れた場合でもパッとVastlakukkelを手に入れるなら世界遺産、旧市街のなかにあるお店がオススメです。
■Karu Talu(チョコレート屋さん)
住所:Voorimehe 4
■Maxima(スーパーマーケット)
住所:Viru4
■Prisma(24時間営業のスーパーマーケット)
住所:Aia tn 3
この3店舗がいいかな! と思います。スーパーの場合はセールになっていることもありお値段的にはかなりオススメなのですが、1個ずつ売っていないのでその点だけ注意が必要です(たいてい2個か4個入りです)。
ちなみにVastlakukkelはカルダモンの香りたっぷりのパンにクリームが詰められていてその中には苺ジャムやラズベリージャムなどが入っています。私はピスタチオが好きなのでピスタチオ&ヌテラをよく食べます。エストニアの方々はご家庭で作ることもあるそうで、余った分を翌日にもらって食べましたがそれもとてもおいしかったです。
もしエストニアへ2・3月にいらっしゃるならどうぞご賞味くださいませ。