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韓国に昔からある思い出のパンの一つに、ソボロパンというものがあります。
パンの上にクランブルがトッピングされて焼かれたパンで、メロンパンに少し似たパンです。
その韓国の昔ながらのパンに、ハニーバターやピスタチオバターをはさんで食べさせてくれるお店があります。
店名も「빻(BBAT.)」と、빻다(grind、crush、粉にする)という動詞からとられたような「빵(パン)」という単語にも似たおもしろい店名で、目を引きます。
時代とともに進化した懐かしい韓国の菓子パン「ホットボロ」専門店【BBAT.(빻)】をご紹介します。
益善洞韓屋マウルができてお店が並び始めたときからあったカフェ&バー「植物」が閉店し、去年12月9日にオープンしたお店が、ホットボロ専門店「BBAT.」です。
植物が新しいお店に変わっていることに最初は驚きましたが、その後に新しくできたお店がどんなお店であるのかすごく気になります。
店内に入ると、カウンターの前のスペースにいろんな種類のホットボロが並べられています。
ホットボロのメニュー表を見ると、ハニーバターホットボロ、ピスタチオバターホットボロ、ハニーセサミホットボロ、コーヒーガナッシュホットボロがそれぞれ3800ウォンで販売されています。
その他にもいろんな商品が並べられており、カメの形をした「メロンクリームシューボロ(4500ウォン)」がこちらのシグニチャー商品のようです。
いちごのホットボロも新商品として販売されていますが、その日はすでに売り切れでした。
お腹もすいていなかったので、ホットボロはテイクアウトして、ドリンクだけいただくことに。
ロングブラックコーヒー(左、4300ウォン)と紅茶BBAT牛乳(4500ウォン)をオーダーしました。
紅茶BBAT牛乳、いわゆるミルクティで、ネーミングもなんとなくカワイイです。
塩BBAT牛乳というメニューもあり、次に行くときにはこれをオーダーしてみようと思っています。
ハニーバターホットボロやピスタチオバターホットボロなど、何個かテイクアウトして自宅で食べてみました。
中にはさむハニーバターやピスタチオバターなどは別に包装してくれ、パンも切ってくれているので、その中にはさんで175度のオープンに5分間焼けば、ホットボロの完成です!
テイクアウトする際には、韓国語ですが自宅での食べ方が書かれたものを一緒に入れてくれるので、その通りに作るだけでオッケーです。
外国の人も多く利用されており、西洋の人たちがソボロパンをフォークで食べているのをみていると、「美味しいですか?」とつい味の感想を聞きたくなってしまいます。
もしソウルに来られる機会がありましたら、新しくできたホットボロ専門店で、新時代のソボロパン味わってみてはいかがでしょう。
【BBAT.】
住所:ソウル市鐘路区敦化門路11ダキル40
アクセス:地下鉄1,3,5号線「鐘路3街」駅4番出口から3分
営業時間:10:30~L.O.20:00
休み:無休