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こんにちは!フロリダ州オーランド在住のHarumiです。
1月にアメリカの大統領が変わってから国内外で色々なことが起こっていますが、私たちアメリカ在住者や旅行者に直接的に関係のある入国事情はとても気になるところですね。
今回私は、夫の故郷のブラジル帰省のためアメリカから出入国したのですが、昨年2024年9月と比べると入国の様子が明らかに違っていました!
これからアメリカに入国予定のある方は、ビザ保持者であっても油断はできません。
本来であればアメリカ入国時、アメリカ国籍や永住者は旅行者とは別の列に並び、入国審査も基本的な作業のみでスムーズに進むのですが、今回まず気付いたのが、旅行者とアメリカ国籍(及び永住者)の列の長さにあまり差はなく、むしろ永住者の方が入国に時間がかかっているようでした。
いざ自分たちの番になると、まず私たちの関係を聞かれ、「家族です」と答えると「どういう家族か」と聞かれたので「主人と、私が妻で、あとは子供たちです」と言うと、「全員自分たちの子か?甥や姪などはいないか」と聞かれました。
会話自体はそれだけでしたが、その後オレンジの紙に何かを記入され、別の審査官によって別室に通されました。「これは今行なっている新しいプロセスで、なんてことはない、色々と確認することがあるだけだ」と説明されました。特に我々だけというわけではなく、他にも単身旅行者からグループまで様々な人たちが別室行きとなっていました。
ただ、外国のパスポートだけではなく、恐らくアメリカのパスポートでも別室に通されている人がいるようだったのは気になりました。
その後椅子に座って待つこと数十分。名前を呼ばれて窓口へ行くと、これまでのアメリカの入国履歴、主に学生ビザで入国していた時のこと、学校名や、実際に通っていたか、オンラインだったか、などと結構細かく質問されました。どうやら家族の中で一番出入国の多い私のパスポートが何かの審査に引っかかったんだなぁ、と思いました。
その後しばらくして解放されましたが、通常の入国と比べると1時間半ほど遅れたと思います。
私が見る限りでは、別室に通されてその後入国を拒否された人はいませんでしたが、旅行者であってもビザ保持者であっても、入国審査の時点で何かしら引っ掛かる点があると細かく調査され、問題がなかったとしても時間はかかりますので、その点覚悟しておいた方がいいと思います。
日本からのツアーも、最近は極力アメリカ経由を避ける、と聞きます。
アメリカが目的地の場合はアメリカの入国審査を避けることはできませんので、何か不安要素がある場合は要注意です。
また経由地でアメリカ入国を予定している場合、避けられるのであれば避けるのが無難かもしれません。
▪️オーランド国際空港
住所:Orlando Air Traffic Control Tower, 1 Jeff Fuqua Blvd, Orlando, FL 32827
中心部からの所要時間:20分