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香港に昔あった旧啓徳空港に北西側から着陸する場合、パイロットは「格仔山(Chekerboard Hill)という小高い丘に描かれた赤と白の市松模様を見て、そこから右に旋回して着陸していきました。実は、その市松模様の真下に行くことができるのです。
最寄り駅の楽富駅(Lok Fu Station)から頂上まで徒歩約20分です。基本は舗装された道を歩くので簡単です。実はハイキングのような別ルートもありますが、ちょっと複雑なので、ここではわかりやすいほうで…)。
写真を使って現地へのアクセスを説明したいと思います。
香港国際空港が完成し、この市松模様が必要なくなったため、パイロットの誤認を防ぐために色を変えたり、周りに木を植えてパイロットからの視認性を悪くしたりしていました。しかし、木も高く成長したことで、色の再塗装などをした結果、今、ひそかなインスタ映えスポットになっています。しかも、そこから見られることができる香港の景色も素晴らしいものがあります。
啓徳(Kai Tak)周辺は最近、再開発が一気に進み、景色変貌していますが、昔に思いを馳せながら現地を訪れるのもいいかもしれませんし、飛行機ファンなら必見の場所ですし、香港の景色をたのしむために訪れてみるというのもいいかもしれません。