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こんにちは!フロリダ州オーランド在住のHarumiです。
建築などが好きな人だったら海外に行った際、その国や街の建物のデザインや構造の違いを見るのも一つの楽しみだと思います。
今日は、アメリカの建築、住宅事情を、日本やアメリカと比べながらお話ししたいと思います。
アメリカの住宅、特にフロリダ州はほとんどが木造住宅です。そこにドライウォールと呼ばれる石膏ボードを取り付けていきます。ドライウォールはアメリカ発祥で、軽量な上に施工が早くコストも安いですが、水に弱いという特徴があります。そのため、フロリダ州では湿度管理をし家の寿命を守る目的で、24時間セントラルエアコンシステムで温度調整(湿度調整)しています。
また、基礎部分だけはコンクリートブロックが使われることも多いです。
ドライウォールを取り付けた後は、いくつかの工程を経て滑らかにした表面に、ペンキを塗っていきます。日本の住宅も木造が多く、石膏ボードも使われますが、仕上げは壁紙が主流ですのでその辺に違いがありますね。
一方ブラジルでは、基本的には鉄筋コンクリートで骨組みをして、レンガを積んでいきます。仕上げはペンキやタイルを張ることもあります。ですので、ブラジルの住宅だと壁にがびょうが刺さらないことがよくあります。
また、特徴としては自然換気を主としていて、断熱性や機密性にはあまり重点を置きません。その代わり厚く丈夫で耐久性に優れています。
ちなみに、ブラジルの我が家の壁は発泡スチロールです。レンガに比べて安くて早く、しかも暑さや寒さに強い特徴があります。一方で火に弱く耐久性にはあまり優れていません。
ところ変わればその地域に合わせた住宅事情がありとても興味深いです。
私たちはオーランドでタイル施工業者をしています!
アメリカの住宅では最初からカーペットを敷いてある家が多いですが、一回部分のリビングをタイル張りにリフォームする人がとても多いです。
▪️SATO & GADRET LLC
サイト:http://satogadret.com/
メール:satogadret@hotmail.com