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【東京】渋谷のタワーレコードで香港の音楽をフィーチャーした「香港音市」が開催中

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2025年4月27日
公開日
2025年4月27日

日本人にとっての香港の音楽は、いわゆる「四天王」や張國栄(レスリー・チャン)などといった時代でアップデートが停滞している感じがあります。実際には、近年はいろいろなミュージシャンがいて、広東ポップもより多彩な音楽になりました。

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タワーレコード渋谷店の7階では「香港音市」という特設コーナーを設置して、時代やジャンルにとらわれない形で、バラエティに富んだ音楽を紹介しています。この企画の総合プロデューサーは、孫曉賢(ケンディ・スウェン)というシンガーソングライターです。香港音市が始まるのを記念して、同レコード内にあるイベントスペースでアコースティックライブが開催され、香港で活躍する日本人作曲家の波多野裕介とのコラボレーションという形で行われました。

  • 香港の隣には台湾の音楽も紹介
  • アジア全体の音楽も紹介していました

ライブは彼女の最新アルバム『CHAPTERS』のアルバムを中心とした全8曲のライブです。『白眉(Hakubi)』は、彼女は2023年ごろから日本で演奏する機会があり、その中から感じたことを日本語で創作したメロディアスな曲です。その一方で、香港のロックバンドBeyondのヒット曲『遥かなる夢に~Far away~』や竹内まりやの『Plastic Love』を日本語で歌ったのですが、それでも彼女の世界観をしっかり伝わるライブでした。

  • 香港の女性アーティストもギターを演奏する人が増えました
  • 香港のアカデミー賞である金像奨で最優秀映画音楽スコア賞を受賞した波多野裕介

香港音市では、香港のガールズバンド「Cozy Syndrome」や作曲家・編曲家であるき鍾慶鴻(バリー・チュン)の「The Rainbow」などの新進気鋭の多数のアーティストのCDも売られてました。前回紹介した陳奕迅(イーソン・チャン)もそうですが、彼女も途中で日本語のMCを入れながら、日本で香港の音楽がより広がっていくのを期待していると話していました。

サイン会も行われました
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