
【アメリカ】ジャイアンツのホーム開幕戦が開催。4月初旬サンフランシスコの様子
2025.4.5
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物価高が相変わらず続く米国、一般市民の生活にも避けられない問題として降りかかっています。今回は筆者が日常的に生活を送る上で、個人的に高くなったな、と感じるものを数点紹介します。
コロナ禍以降、値上がりが止まらないと感じるのがカフェのエスプレッソドリンク。例えば筆者が頻繁にオーダーするカプチーノですが、コロナ禍前までは$3.5前後の価格が一般的でした。徐々に値段が上がり続け現在では$6あたりが一般的です。コーヒー専門店に関しては、$7するところもちらほら。ドリップコーヒーでも現在$4前後します。カフェに頻繁に行ってコーヒーを楽しむことも、なかなか贅沢になってきました。
気付かないうちにじわじわと値段が上がっているのがアボカドです。カリフォルニア州のアボカドはほぼメキシコ産の輸入品ですが、2022年時点ではコストコで5個入りを$6.49で購入できたのに、現在の価格はなんと$11.99! 約1.8倍の値上げ率です。知らないうちにかなりの値上げがされていた食材だと感じます。しかも、現在のタリフの影響により、さらに値上げされると予想されている食材でもあります…。アボカドは結構食べる食材だけに、これ以上値上がりしないのを祈るばかりです。
カジュアルレストランからフルサービスまで、インフレを感じるのが外食全般です。特に以前まではリーズナブルにいただけていたエスニック料理さえも、現在はなかなか割高に感じます。例えば、数年前までは二人で$40程度だったベトナム料理も、現在は最低$60掛かります。最近サンフランシスコでは、個人の外食数が減少したと言われていますが、確かに毎日継続するには家計に負担がかかる金額です。
筆者が自宅用に頻繁に購入するNumiブランドのオーガニックハーブ茶も、かなり値上がりしています。このブランドだけでなく、全般に値上がりしている印象です。例えば、Amazonのオーダー履歴を見てみると、16オンスのオーガニックミント茶葉が2021年時点では$15.83だったのに、現在の値段はなんと$31.00!ここ4年で倍になりました。さすがに今回はあまりの値上がりに、他のブランドに移行しましたが、やはり味は劣る感じです。次回は再度こちらを購入予定ですが、この価格上昇もかなり影響を感じます。
庶民の味方、トレジョでもじわじわと物価上昇の波を感じます。毎日消費するバナナですが、オーガニックバナナは現在一本29セント、こちらも去年は23セント、これ以前は19セントでした。毎日食べるものだけに、地味に痛い値上げです。
毎日の生活で感じる値上げの例を紹介しました。こうやってみると2021年あたりの物価から比べると、現在かなりの値上げが継続しています。アメリカは日用品が安いイメージでしたが、現在はかなり割高。現在ソーシャルメディアでも、外カフェを避けたお家カフェがトレンド化しているのも、自然の流れだと感じます。