【ボルジョミ】ボルジョミの年間を通した気候
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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
日本の桜の季節も本州では徐々に終わりを迎え、春の訪れをいろいろなところで感じられる季節になったと先日友人から聞きました。
ジョージアは日本の東北地方と近い緯度に位置しているので、四季もあり似ている気候だなと感じる瞬間も多いのですが、ここ最近の気候は少し筆者(とても寒がり)を困らせてきます。
そんな最近のジョージアの様子を少し紹介しますね!
さて4月1週目の週末、筆者は首都トビリシにいたのですが、とっーーーても暖かく、半袖でも心地よい気候でした。アーモンドの花やチューリップが咲き誇り、ジョージアで愛されるライラック(リア)の花も咲き、春の到来を感じていました。
しかしながら筆者の住むボルジョミに戻ると、雨の毎日が始まり、先週末はなんと大雪!!
朝起きると再び真っ白に積もった雪の反射で眩しく、冬に戻ってしまいました。筆者は職場で有名な(1番の)寒がりで、ジョージア語で寒いは”ცივა(チバ)”といい、それを冬の時期は毎日呟くので、新たな苗字を与えられたように”チバ マオ”というあだ名で呼ばれる程の寒がりなのです。(笑)
週末の雪は、月曜には大まか溶けましたが、ジョージア(特にボルジョミ以西)ではこれを期に”梅雨”が始まったな、という感じで、毎日雨が降っています。同僚も”6月くらいまで雨だなぁ”と呟いており、この雨がさらに今の時期寒さを増して、すっかり2、3月の気候に戻ったという感じです。
ちょうど1年前筆者は、ボルジョミの年間気候を紹介した記事を書いたのですが、そこでもボルジョミの梅雨や服装について説明していますので、ご覧ください!
最近は雨の日が多いものの、4月に入り少しずつ登山客も増え、入山対応も始まりましたが、まだ筆者が勤務するボルジョミ·ハラガウリ国立公園では、トレッキングコースは3コースのみしか開けておらず、他のコースは全部閉山しています。
真冬の時期と比べ暖かくなったとはいえ、広大な面積を誇るボルジョミの国立公園の多くのコースでは、まだまだ積雪量が多く、危険なのです。ここ最近は前述の通り、ボルジョミの市内でも降雪があるので、なかなか入山開始とする目処が見通しにくいそうで、レンジャー達も、今年の山開きは5月中旬頃かなぁ(仮)と話していました。
国立公園の全コースが正式オープンする時期が決まれば、またこの記事でも紹介したいと思います!
今週末はジョージアもイースターホリデー、日本ももうすぐゴールデンウィーク。
この記事をご覧いただいている方の中には、ジョージアを訪れようと計画されている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな皆様には是非、折り畳み傘や、持ち運び安いジャケットやダウンなどを持って来られる事をお勧めします!
この時期のジョージアは、天気予報が晴れマークでもコロコロ変わり夕方には大雨のことも多いのです!
しかしながら4月から5月にかけては色々な植物が咲き誇り、町中にふと咲いている木々や露天で販売されているお花に癒されるので、筆者は大好きな季節です。とってもノスタルジックな雰囲気でふと写真に撮りたくなります。
是非、この時期のジョージアもカメラ片手に楽しんでみてはいかがですか?