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【韓国】移転前に見ておきたい無料観覧の民俗博物館-国立民俗博物館

なかしまかずえ

なかしまかずえ

韓国特派員

更新日
2025年5月6日
公開日
2025年5月12日

ソウルの5大古宮の一つ「景福宮」の東側に、国立民俗博物館があります。
無料で李氏朝鮮時代後期の中流層の伝統的な家屋や、1970~80年代の雰囲気を再現した「思い出の町」などを観覧することができます。
この国立民俗博物館が、2031年に世宗市に移転公開されることが決定し、ソウルで見られるのもそれまでになりそうです。
まだソウルで無料で観覧できる国立民俗博物館を、今回ご紹介します。

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  • 国立民俗博物館入口
  • 伝統遊び「馬乗り」のオブジェ

景福宮の表玄関である光化門から国立現代美術館の方向に約10分ほど歩くと、
左側に国立民俗博物館の入口があります。
入口の横には、伝統的な遊びの馬乗りのオブジェがあります。

  • 孝子閣
  • 梧村宅

中に入ると、孝子閣や、1848年に慶尚北道に建てられその後寄贈されて移築された「梧村宅」を見ることができます。

奥に向かってまっすぐ歩くと、国立民俗博物館の建物が見えてきます。
この建物の中では、さまざまな韓国の民俗資料などが展示された常設展示と企画展示が行われています。
こどもたちの学習の場としても利用されている場所です。

ここを右に行くと、1970~80年代の町の様子が再現された「思い出の町」があります。

まるでドラマのオープンセットのような、韓国の1970~80年代の町の様子を目の前で体験できるようになっています。
タイムスリップしたようで、訪れた人たちもみんな写真を撮っています。
特に、外国の人や若い人も珍しいようで、建物の中に入ることはできませんが、
忠実に再現された建物の中の様子をじっくりと見ている人も多くいます。

ソウルの国立民俗博物館がの最後の観覧日がいつかはまだ決まっていないようですが、
もう少し観覧できそうなので、機会がありましたら是非訪れてみてください。

【国立民俗博物館】
住所:ソウル市鐘路区三清路37
アクセス:地下鉄3号線「安国」駅1番出口から徒歩12分
観覧時間:(3~10月)9:00~18:00(土曜は~20:00)
(11~2月)9:00~17:00
休館日:1/1,旧正月、旧盆当日

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