
【レソト王国】レソトの人々の暮らしに密着できる、コミュニティツアー
2025.5.13
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レソト王国にある、国内唯一の5つ星ホテルMaliba Lodgeをご紹介します。レソト王国はヨハネスブルグから車でもアクセス可能な、気軽に行ける海外です。南アフリカの通貨も使えます。
レソト王国は、南アフリカに囲まれた場所にある小さな王国です。標高が高いため「天空の王国」とも呼ばれています。
今回、ヨハネスブルグの私の自宅からレソト王国内の宿泊先までは車で約5時間かかりました。
3時間ほどドライブしたところで、南アフリカのクラレンスという小さなまちでランチ休憩しました。クラレンスは安全でおしゃれなレストランやショップが立ち並んでおり、ドライブ休憩には最適なまちです。日程に余裕があれば1泊したかったです。
クラレンス出発後1時間もかからないうちにレソトの国境に到着。出国手続きと入国手続きを経てレソトに入国し、ホテルに到着しました。
出国及び入国手続きは、は事前準備やVISAなど不要で、特に複雑なことはなかったです。
ホテルはTsehlanyane National Parkという国立公園の中にあります。ホテルまでの道中の景色は素晴らしいです。馬やロバに乗っている人や、家畜を連れている人とよくすれ違いました。
今回私が宿泊したのはマウンテンシャーレというロッジです。朝食付きで1泊4万円程度でした。
Maliba Lodgeのように自然の中にポツンと建つ豪華ロッジは南アフリカにもよくありますが、安全上の問題からか子供宿泊不可のところが多いです。Maliba Lodgeは年齢制限がなかったため子連れの我が家も宿泊できました。
客室にはパティオがあり、そこから階段を降りるとさらにビューデッキもあります。
宿泊したのは4月でしたが、山なので寒いです。暖房はないので、暖炉の火を絶やさないようにしていました。ベットには電気毛布がセットしてあったため寝る時は暖かかったです。
浴室の窓からも山の景色が堪能できました。ふわふわのバスローブも用意されています。
ホテル周辺に観光施設はありません。あるのは大自然と動物、そして国立公園のすぐ外にはレソトの人々が伝統的な家で暮らす村があります。Maliba Lodgeの宿泊客のほとんどは、ハイキングがお目当てだそうです。
ホテルの周辺にはハイキングコースが用意されており、簡単なコースから本格的なコースまで選べます。有料でガイドをつけることもできますが、ホテルが地図をくれるので自力でもいけます。
夫が最も距離が短い簡単そうなコースに挑戦していましたが、川を2本ほど越える必要があり結構ハードで楽しかったそうです。川の水はものすごく冷たく、水量が多く流れも激しかったため靴を脱いで裸足で歩いて渡っていました。
ハイキングより気軽な、お散歩コースもあります。「ビューポイントはこちら」という看板がところどころに立っているので、それに従って10分ほど歩くと私たちのロッジが見下ろせる絶景ポイントに辿り着けました。子供を抱っこしながらでも楽しめる距離でした。
朝食は、日差しが暖かかったためホテル内のレストランのテラスでいただきました。あいにくレストラン室内の写真を撮り忘れてしましたが、室内も素敵でした。他の宿泊客も、みなさん同じようにハイキングしているので、感想を語り合いながらいただきます。
夕食も昼食も、朝食と同じレストランで提供されます。夕食はコース料理、昼食はアラカルトです。
◾️Maliba Lodge https://maliba-lodge.com/
レソト王国の首都、マセルからは車で約1時間半でアクセス可能です。
Maliba Lodgeにはハイキングの他にも乗馬やバードウォッチングツアー、現存する恐竜の足跡を見にいくツアーなどもあります。そのなかで、レソトの村の人々の生活を体験できる「コミュニティツアー」というアクティビティに参加したので次回のブログでご紹介します。