
【福岡】特別展「映画『もののけ姫』から学ぶ考古学」
2025.5.17
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福岡県北部に位置する北九州市に「門司港レトロ」というエリアがあります。かつて日本三大港のひとつに数えられた門司港があり、港町として栄えた当時の雰囲気を楽しみながら散策ができます。
街中には明治時代~昭和初期に建設された趣のある建築物が点在しています。
なかでも大正3年に開業した門司港駅(旧門司駅)は当時の姿に修復され、内部もノスタルジックな雰囲気が残る素敵な建物でした。
かつては待合室として使用されていた場所はカフェや駅窓口として利用されています。
大陸航路の玄関口として昭和4年に建設された旧大連航路上屋も見学できます。こちらの建物は国会議事堂等を手掛けた官庁建築課大熊善邦氏の設計です。
かつて活躍していた貨客船の模型などが展示されて当時の船旅に想いを馳せることができます。
関門海峡ミュージアム屋上からは関門海峡や対岸の下関の街が望めます。下関への連絡船もあり、5分ほどで本州まで足を延ばすこともできます。
海峡プラザと呼ばれるエリアには土産物店、飲食店などが集まっています。今回はグリーン・ゲイブルズというカフェでアイスコーヒーとケーキをいただきましたがどちらも美味しかったです。
他にも九州鉄道記念館では鉄道の歴史や懐かしい車両が楽しめたり、かつて港町として栄えた時代に活躍していた料亭・三宜桜を見学できたり、出光興産創業地でもあるため出光美術館もあったりと施設を巡っていたら時間があっという間に過ぎしまいます。
ひとつひとつの施設の移動は遠くありませんが全部を周るとなかなかによい運動になりました。レンタサイクルもありましたので自転車を利用するのもおすすめです。
また訪れたのは5月の晴れた日でしたが海風が吹いてくるからか少し肌寒くも感じたので軽くはおるものがあってもいいかもしれません。
エリア内には駐車場も多く整備されていて車でも訪れやすく、JR門司港駅からもすぐなので電車利用でも訪れやすそうでした。関西方面からは新門司港へのカーフェリーを利用すると船中2泊でも訪れることが可能ですね。
各施設の詳細、アクセスは門司港レトロ公式ウェブサイトをご確認ください。
■門司港レトロ
住所:福岡県北九州市門司区港町
URL:https://www.mojiko.info/