キーワードで検索
いよいよ夏本番となる6月がはじまる週、サンフランシスコは肌寒いものの、日差しが強くなり、日照時間も14時間25分と延びています。6月20日の夏至の日は、これよりさらに14分長くなります。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
サンフランシスコ市長ダニエル・ルリーが、2025年5月30日(金)に市予算案を発表しました。$159億ドルの計画は、2年間で$7億8,200万ドルの赤字を解消するため、約1,400人の市職員の削減(主に空席ポスト)、契約と非営利団体への支出を$2億ドル削減、ただし公共安全の予算は維持され、道路清掃とホームレス支援への投資が拡大されます。
予算案は現在、市議会議員会での審査と交渉に進み、最終版は2025年7月31日までに提出される予定です。
メモリアルデーの週末、SFミッション地区で第47回カーニバルが開催。アフリカン・ラテン系文化を祝うパレード、ライブ音楽、ダンスパフォーマンスが行われました。同日、チャイナタウンでも初のチャイナタウン・プライドイベントが開催され、プライドパレード、パフォーマンス、アート活動を通じてLGBTQ+コミュニティを祝いました。
今週末にベイエリアで開催されるイベントを一部ご紹介します。
・6/1:Escape from Alcatraz Triathlon
アルカトラズ島から1.5マイルの冷たい荒れた海を泳ぎ、サンフランシスコの急勾配の丘陵地帯を18マイル自転車で走り、ベーカービーチの有名な砂の階段を含む過酷な地形を8マイル走破する毎年恒例の耐久イベント。8時に開始されるレースは、ウォーターフロントから選手の応援ができるほか、マリーナ・グリーン沿いで屋外フェスティバルが一日中開催されます。
・5/31 & 6/1:5/31 11AM-6PM, 6/1 11AM-4:15PM:Festa Coloniale Italiana
2日間に渡るイタリアの屋外フェスティバル。ライブ音楽と共に、13回世界チャンピオンに輝いたレストラン経営者のトニー・ジェミニャーニによるピザ投げパフォーマンスや、イタリア料理とワインの試飲会など、イタリア文化を満喫できます。
・6/5:5PM-10PM:Downtown First Thursdays
ディスコ、DJ、ライブ音楽、ドラァグショー、マーシャルアーツ、ファッション、ストリートパフォーマンスなど、さまざまなイベントを楽しめるダウンタウンの無料ストリートイベント。全米でも珍しい屋外でお酒を楽しめるエンターテイメントゾーンも設置されます。
このコラムを書いている2025年5月30日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコのコロナ感染陽性率は3.5%。僅かに増加傾向にあります。カリフォルニア州の平均陽性率は2.5%。こちらは安定しています。