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【オーストラリア・パース】街中に新しい作品続々誕生中!

Momo

Momo

オーストラリア特派員

更新日
2025年6月26日
公開日
2025年6月25日

パース市内に続々と新しい芸術作品が誕生しています。カラフルで写真映えするので、世界中の観光客だけでなく地元の人々にも話題になっています。先日Instagramに投稿したところ、たくさんの方から質問を頂きましたので、今パース市内で最も旬な写真スポットとしてご紹介します!

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City of Lights

パース市には「City of Lights」というあだ名があります。これは1962年にNASAの宇宙飛行士John Glenn氏が、アメリカ人宇宙飛行士として初めて地球を3周した記念すべき記録をパース市内のオフィスビルや住居が夜間でも電気を消さずに、ランタンのように灯しお祝いしたことがきっかけです。宇宙からオーストラリア大陸を見渡した時に、大陸の西側の一部(パース市内周辺)だけがポツンと光り輝いている様子をみて、John Glenn氏がCity of Lightsと発言したことから採用されました。
パースから最も近い都市であるアデレードでさえ、約2104キロメートル離れているので宇宙からみてもポツンと光り輝いていたのが想像がしやすいかと思います。

Lightning by Brendan Murphy

アメリカ人アーティスト、Brendan Murphy氏による作品です。City of Lightsのあだ名にちなみ、全長7メートルの青い宇宙飛行士の銅像が5月22日にPerth Council House前に設置されました。

約1365キロのカーボンファイバーと鉄でできたこの青い宇宙飛行士は、アメリカのマイアミで作成されました。この作品の輸送と設置だけで25万ドルかかったそうです(!)
作品の至る所にたくさんの英単語が記載されています。これは、人々がパースを表す際に使用する英単語が記載されています。もちろんCity of Lightsも胴の中心辺りに記載されています。作品は1年間展示されます。

■Perth Council House
住所:27 St Georges Terrace, Perth 6000

なぜ新しい作品が多く誕生しているのか?

パース市はオフィスビルが多く、週末は営業していないカフェなども多いです。週末も平日同様に市内の活性化を図るために、世界中のアーティストを招いてウォールアート作品を増やしていくという市内活性化プロジェクトが行われています。

Yew Chong氏のウォールアート

Grand Laneに誕生したこの作品はシンガポール出身のアーティスト、Yew Chong氏によるものです。Grand Lane裏のBarrack Streetの古き良き時代が描かれています。惣菜屋さんや、トラムに加えて隠し要素として、西オーストラリア州を象徴するクオッカや怒っているネコなど遊び心も満載です。
壁にある排水パイプや金属などを、そのまま活かすように絵が描かれているので立体感溢れています。パース市内にクオッカのアートは2025年6月現在、この作品のみになるのでぜひクオッカセルフィーをここでも挑戦してみて下さい。

■Grand Lane
住所:158 Murray Street近く
(正確な住所はないため、上記で検索下さい)

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