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アルゼンチンを訪れて ブエノスアイレスで「ちょっと特別で、旅の思い出に残るもの」を探しているなら、ぜひ訪れてほしいのがコルタサール広場(現Plaza Julio Cortázar)です。(地元住民は昔からのよび方セラーノ広場(Plaza Serrano)とよぶことが多いです)
パレルモ・ソーホー地区の中心にあるこの広場では、週末限定の青空市(フェリア)が開催され、地元のアーティストや職人たちが一品一品手がけた、こだわりの品々を販売しています。
このフェリアの最大の魅力は、ただ商品が並ぶだけではないところ。売り手=作り手であることがほとんどで、「この石はどこで採れたの?」「どうやって染めてるの?」と話しかければ、ていねいに説明してくれます。
地元民の間では、「ここは“買い物”じゃなくて“出会い”の場所」という言葉もあるほど。お気に入りの一品にストーリーが加わる、そんな心通う買い物体験ができるのです。あ! アルゼンチンの人達はことばが通じるとか通じないとか関係ないんです(笑)
“インカローズ”として知られるこのピンクの石は、アルゼンチンでだけ採れる半貴石。やさしい色合いと天然の模様が特徴で、ピアスやネックレスに仕立てられた一点ものに出会えることも。セットでも素敵です。
アルゼンチンの牛革は世界的にも評価が高く、フェリアでは職人手作りの財布はいかがですか。またアルゼンチン代表サッカー選手で有名なメッシデザインなど。お札のサイズが違うので少し不便かもしれませんが誰も持っていないものですし、他に、キーケース、カードホルダーなどが並びます。小さくて軽いので、贈り物にも素敵です。
アルゼンチンの生活に欠かせない国民的な飲み物、マテ茶の器「マテ」や、おしゃれなデザインの金属製の「ボンビージャ」(マテ茶をすってのむのに使うボンビージャ)も手に入ります。
セラーノ広場を囲むパレルモ・ソーホー地区は、ブエノスアイレスきってのカフェ・バー文化の中心地でもあります。お土産探しの途中で、アートな内装のカフェに立ち寄るのもこのエリアならではの楽しみ。
■Feria de Palermo Soho
開催日:土曜・日曜・祝日(11:00〜20:00)
住所:Plaza Julio Cortázar(旧名 Plaza Serrano)
最寄駅:地下鉄D線「Plaza Italia」駅からThames 通り沿いに 1キロ程度 徒歩約8分
注意点:雨天時は規模が縮小されることがあります。天気をチェックして出かけましょう。
旅のおみやげは、ただの「モノ」ではなく、その旅を語る「記憶のかけら」。セラーノ広場の週末フェリアには、そんな思いでの品がたくさん並んでいます。
誰かの手で大切に作られた一品を是非日本にお持ち帰りください。