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【新潟】世界の絶景にも負けない!?長岡は空の表情がとっても豊か

神宮寺ジンスケ

神宮寺ジンスケ

新潟特派員

更新日
2025年7月8日
公開日
2025年7月8日

新潟県長岡市といえば、真夏に規格外のスケールで開催される「長岡花火」で有名ですが、今回は、十数年前に長岡に引っ越してきた私が「ひゃ~」となった長岡の自然について紹介します。といっても山とか川とか海とか雪ではなく、見上げればそこにある「空」をド主観で推してみます。

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浮かんでいる雲のカタチがイイ!

長岡に移住する前、私は東京に住んでいましたが、長岡に来てからそれまであまり意識しなかった空の様子がやたらと気になるようになりました。
いえ、気になるというより、もはや率先して「味わって」います。でも、アレは〇〇雲だから天気がどうとかウンチクするわけではなく、そもそもそんな知識もありません。単に、空の表情がパーッとハッキリしていて、見るだけで十分おもしろいんです。

まず、晴れの日の青空ですが、空のブルーが清々しいんです。空もピューっと高くて、つまりヌケがいいってヤツでしょうか。そして、ここで私が注目するのは青空に浮かぶ雲。それも、単にカタチ、フォルムです。日によって時間によって、高いところ低いところにカッコイイ雲を見つけるとウキウキします。
あと、飛行機雲もダイナミックに出ます。この辺りの上空には航路があって旅客機が行き交っていますので、飛行機雲が同時に何本も現れますし、クロスしたりもします。

雨なら雨で、いかにもな黒い雨雲が層を成していたり、夏ならマンガみたいに見事な入道雲が立ち上がって、そのうちにドッと夕立などなど。太平洋側と日本海側の気候の差が、空の表情に関わっているのかもしれません(違うかもしれません)。
ちなみに、日本海に沈む夕日は新潟の観光資源のひとつですが、個人的には海と夕日より、雲と夕日の方が好物です。

虹の出現率と見え方が実に贅沢

さらに、夏の終わりから秋にかけて頻繁に出る虹のスケールがたまりませんね。通り雨が多いのか、はたまた太陽光線の角度が良いのか知りませんが、とにかく、通り雨を降らせる雲が切れて、そこに太陽が差し込んでくると、反射的に虹を探してしまいます。田んぼが広がるところに出現すると、虹の始まりから終わりまで(という表現で合ってる?)きっちり見えるのも、ありそうでない良きポイント。

タイミングによっては、色が段々と濃くなりながら虹が大きく育っていく様子も見られたりして。虹は生き物です。ここぞとばかりiPhoneのカメラ機能が火を吹きます。

あと、虹の外側にもう一つ虹がかかる二重虹というものがありますが、マトモに見たのは長岡に来てからのような気が…。しかも、ワンシーズンで複数回出ることも珍しくありません。内側に比べ、外側の虹は薄く見えることが多いので、虹を見かけたら、できればしばらく足を止めて、目を凝らしてみることをおすすめします。そんな虹の頃がすっかり終わると、新潟は長ーい雪の季節に突入します。

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