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【インド】タージ・マハルに似た美しいイスラーム建築を楽しめる!デリーにある世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」を紹介

Taeko

Taeko

インド特派員

更新日
2025年10月21日
公開日
2025年10月21日
Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」

みなさま、ナマステ。今回は、インドで最も有名であろう観光地「タージ・マハル」の元になったと言われているイスラーム建築の「フマユーン廟」を紹介します。

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はじめに~「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」とは

ムガル帝国第2代皇帝の「フマユーンの廟(Humayun’s Tomb)」は、皇帝の妃が1565年に建造した墓廟です。

庭園の中に、廟が置かれる形式で、タージ・マハルの元になったとも言われているところです。タージ・マハルに比べると小さいようですが、インドのイスラーム建築の傑作とされ、1993年に世界遺産(文化遺産)に登録されています。

世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」は見所いっぱい

©︎Photography ecobkk 入口を入るとある2つの道

世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」敷地内には、複数の墓廟があります。敷地に入ると、その後、すぐに、道が2つに分かれます。

  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」からの眺め
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」のドーム内天井
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」のドーム内
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」のドーム内
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」のドーム内
  • ©︎Photography ecobkk 「バルバルの廟(Barber’s Tomb)」と近くの敷地内の緑地空間で涼んでいる人たち
  • ©︎Photography ecobkk フマユーン廟(Humayun’s Tomb)の歴史と建築についての展示ルーム入口

直進(上記写真の左側を)し、白い壁のような門をくぐりぬけると、一番上の画像の、有名なタージ・マハルに似た外観写真の所「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」と「バルバルの廟(Barber’s Tomb)」のエリアへたどり着けます。

中央にドームのあるフマユーン廟の左右対称の建築は、特に美しく、息をのみました。さらに、上にのぼることができ、上から入口等360度見渡すことができます。そこには、フマーユーン、王妃ベーグム、王子ダーラー・シコー、そして、重きをなしたムガル朝の宮廷人たちの遺体、計150人の死者が埋葬されているのだそう。中央にある白い大理石の石棺はフマユーンの仮の墓で、遺体はこの下に安置されているのだそう。

無料で見学できる展示ルームもありました。展示ルームの近くの出口を出ると、右手に広い広場があり、水洗トイレとゴミ箱、手洗い場があります。日本人観光客は、ハンドガンタイプの洗い方には慣れないと思いますので、トイレットペーパーを持参しましょう。

  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」敷地内「Afsarwala tomb(アフサルワラの墓廟)」への入口
  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」敷地内にある「Afsarwala tomb(アフサルワラの墓廟)」
  • ©︎Photography ecobkk 「Afsarwala tomb(アフサルワラの墓廟)」のすぐ周辺にある建造物
  • ©︎Photography ecobkk 「Afsarwala tomb(アフサルワラの墓廟)」のすぐ周辺にある建造物

入口を入って、右手(上記写真の右側)の道を進んだ先には、八角形のAfsarwala tomb(アフサルワラ=高官の墓廟)Arab Serai(16世紀の居住地)がありますが、周りが居住地のエリアなのか分からなかったので、次回機会があれば、もう少ししっかり見てこようと思います。

どこを切り取っても、美しい建築物で、写真や歴史が好きな人は長居したくなるでしょう。

世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)」の情報

  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「フマユーン廟(Humayun’s Tomb)
  • ©︎Photography ecobkk 入口入って比較的すぐ右手にある美術館の入場チケット売り場
  • ©︎Photography ecobkk 美術館のチケット売り場のすぐ近くに、ドリンクと軽食を販売する売店があります

外国人入場料|600ルピー(現金払いのみ)。代金支払い時にもらえる入場券代わりになるコインは、出口でも必要になるので、なくさないように持っておくようにしましょう。

敷地内に入ってからわりとすぐのところに、美術館(インド人50ルピー、インド人子ども(5~12歳)25ルピー、外国人300ルピー)とSunder Nursery(インド人50ルピー、インド人子ども(5~12歳)25ルピー、外国人200ルピー)への入場チケット売り場があります。

トイレ有(トイレットペーパーはありません)
ドリンク売り場有(中の美術館のチケット売り場の近くで、缶入のソーダや紙パック入のラッシー、駄菓子等購入可)

アクセス|メトロ「Jorbagh」駅等から、Uber(オートリキシャや車)で約12分

最後に

©︎Photography ecobkk フマユーン廟(Humayun’s Tomb)敷地内の風景

以上、「タージ・マハル」の元になったとも言われている「フマユーン廟」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

インドでおそらく最も有名であろう「タージ・マハル」はデリーから日帰りで行くにはなかなか大変な距離にありますが、フマユーン廟はデリーにあり、比較的気軽にアクセスできます。

たまたまかもしれませんが、フマユーン廟は敷地がわりと広く、のどかな雰囲気があり、インドでよくあるインド人からの声がけもなく、自分たちのペースで観光できる雰囲気があり、よかったです。

また、カメラもスマートフォンの持ち込みも、訪問時(2025年9月時点)は問題なく、その点、とてもよかったと思う観光地でもありました。(インドでは、デジタルカメラの持ち込み料が別途かかったり、預けなければならないエリアや撮影禁止エリア等が思いのほか多いです)。

デリー観光旅行の機会がある方は、訪問地として検討してみてください。それでは、皆様、フィールメレンゲ(またね)!

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