【パリ】乳児を連れての国際線フライト、フランスのシャルル・ド・ゴール空港の場合
2025.2.15
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フランス旅行に行く際に、まず迷うのが航空会社です。経由便なども含めれば、多くの選択肢があります。そこで多くの人が候補に入れるであろういくつかの航空会社について、日々フランスと日本を往復する経験をもとに特徴を比べてみました。
日本(羽田)とパリ(シャルル・ド・ゴール)を直行便で繋いでいる日本の航空会社は、日本航空(JAL)と全日空(ANA)の2社です。これら航空会社の良さは、パリまで直行便で移動できるということ。そして、到着するまで言葉の壁を気にせず済み、普段の日本での生活で馴染みのある日本式サービスを受けられます。
JALは東京(羽田)と大阪(関空)から。ANAは東京(羽田)とパリを結んでいます。
JALとANAのどちらを選ぶかは、集めているマイルや、地方空港と羽田空港との乗継の利便性で選ぶと良いです。機内でのサービス内容はもちろん両社で異なりますが、細かな好みの問題になりますので、海外旅行初心者の場合は、そこはあまり気にしなくても良いかもしれません。
日本とパリを、直行便で繋いでいるもう一つの航空会社がエールフランスです。フランスのフラッグキャリアで、東京(羽田)または大阪(関空)とパリを結びます。JAL同様に大阪から直接パリに行けるということは、特に関西圏の人にとって重宝します。
機内におけるサービスはフランス式。日本式よりはシンプルですが、日本式の細かさが少し重いと感じる人は、フランス式が心地よいです。日本行きの便には日本人の客室乗務員が乗務しているため、機内で日本語が通じない環境ではありません。
フランス式のサービスをうまく使うコツは、何か要望がある際は受け身で待つのではなく、一声かけるとことが肝心です。必要なものを自分のタイミングで取捨選択したい人に向いています。
エールフランスの特徴は、エコノミークラスでもドリンクにシャンパンが用意されています(日系航空会社のエコノミークラスの場合は、シャンパンではなくスパークリングワイン)。機内からすでにフランスを感じたい人にはぴったりです。
経由便はとても多くの選択肢がありますが、乗継の利便性と価格を照らし合わせながら選ぶと、その時に使うべき航空会社がある程度見えてきます。
例えば、名古屋周辺に住む人の場合は空港が中部国際(セントレア)になりますが、セントレアからパリに向かう場合、フィンランドの航空会社フィンエアーが名古屋とヨーロッパを繋いでいます。乗継はヘルシンキ(ヴァンター)です。
福岡からパリへ向かう場合は、羽田などへ行くよりも、ソウル(仁川)で乗り継いだ方がスムーズかもしれません。その際は大韓航空かアシアナ航空が選択肢として出てくるでしょう。
経由便の場合は、どうしても海外の空港で飛行機の乗り換えがあります。また乗り換えた先のフライトでは、日本人の客室乗務員は勤務していません。語学面で不安を感じる人もいるかもしれませんが、これも海外旅行の一部だと思って楽しんでみましょう。
一方で経由便の場合は、途中降機(ストップオーバー)をして、経由した国を楽しむこともできます。フランス旅行プラスαとして、より盛り沢山なプランを組み立てられます。
その時にあった航空会社を選んで、より充実したフランス旅行を作ってみましょう。