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【インド・デリー南部】世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」及びその遺跡群、その周辺観光

Taeko

Taeko

インド特派員

更新日
2026年4月27日
公開日
2026年4月27日
Photography ecobkk インドのデリー南部にある世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」のミナレットとたくさん見えた付近を通過する飛行機

皆様、ナマステ。今回は、インドのデリー南部にある世界遺産「クトゥブ・ミナール」とその遺跡群、そして、そのすぐ近くの公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」エリアをご紹介します。

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世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」とその遺跡群

  • ©︎Photography ecobkk 世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」及びその遺跡群
  • ©︎Photography ecobkk コーランがアラビア文字で刻まれているミナレット(塔)
  • ©︎Photography ecobkk コーランがアラビア文字で刻まれているミナレット(塔)
  • ©︎Photography ecobkk コーランがアラビア文字で刻まれているミナレット(塔)の頂上
  • ©︎Photography ecobkk モスク
  • ©︎Photography ecobkk 入口周辺に案内図があります

インドのデリー南部にある世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」と複合建築群は、インドでも数少ないヒンドゥー教とイスラム教の様式が融合した建物で、1993年に世界文化遺産に登録されています。

1192年、ヒンドゥー教徒に勝利した記念
として、奴隷王朝※の創始者アイバクとその後継者イルトゥミシュによって造られました。インドで最も高いと言われる全長72.5mの尖塔「クトゥブ・ミナール」が最大の見所となっています。イスラム教のモスクの横に立てられるミナレット(塔)には、コーランがアラビア文字で刻まれています。以前は内部の階段を使って上までのぼることができたそうですが、落下死亡事故があったことにより、現在は立ち入り禁止となっています。モスク内は見学できますし、増築が繰り返される敷地内にはフォトジェニックな場所が数多くあり、壁や穴等を使って、ポートレートを撮っているインド人家族も多い観光スポットです。

敷地内には、お土産売り場等はなさそうでした。

※奴隷王朝とは、1206年にアイバクが北インド一帯を支配したとされる、インドにおける最初のイスラム王朝のことを指します。アイバクを始め奴隷階級出身の君主が多かったことから、「奴隷王朝」と呼ばれています。インドの歴史において、奴隷出身者が王朝を築いたという点で、社会的に大きな転換点となり、イスラム教の広がりと共に、北インドにおけるイスラム文化の基盤を築き、その影響は、後のデリー・スルターン朝やムガル帝国にも及んでいったとされています。

施設名|クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)
開園日時|7:00-21:00(チケット売り場は6:30-)
入場料|外国人600ルピー
アクセス|クトゥブ・ミナール駅から徒歩約25分(駅からUberタクシーやリキシャ等利用可)

世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」近くの公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」内にあるカフェレストラン「The Cafe Stone/थे कैफे स्टोन」

  • ©︎Photography ecobkk 公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」に入ると、園内の誘導看板が所々にあります
  • ©︎Photography ecobkk カフェエリアに行く前に撮った小道からの眺めが綺麗だなと感じました

世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」敷地内を散策した後、事前に、Google mapに投稿されている写真とクチコミを参考に、徒歩でも行けそうな、その近くの公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」エリアも少し散策してみましたので、紹介します。

  • ©︎Photography ecobkk 公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」内での眺め(入場料無料エリア)
  • ©︎Photography ecobkk 公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」内での眺め(入場料無料エリア)
  • ©︎Photography ecobkk 公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」内での眺め(入場料無料エリア)
  • ©︎Photography ecobkk 公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」内での眺め(入場料無料エリア)

世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」を見学した後、近くのカフェ「The Cafe Stone/थे कैफे स्टोन」へ向かいました。

こちらのカフェは公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」内にあり、事前情報では、公園に入るのに、50ルピーほどの入場料がかかるということでしたが、公園に入るだけであれば、入場料はかからない感じでした。カフェに行くのが最大の目的だったので、公園内はほとんど散策しなかったのですが、カフェに着くまでの公園内では、手前に緑地空間が広がり、奥には世界遺産のミナレット等のモニュメントも見えました。木陰には、ゴザーを敷いてインド料理を食べているインド人家族らの姿が日本でいうお花見をしているような団欒風景のようで、なんだか癒される公園でした。

  • ©︎Photography ecobkk The Cafe Stoneの敷地入口近くにあった看板
  • ©︎Photography ecobkk The Cafe Stoneの敷地入口近くにあった園内マップが書かれた看板

カフェに入る手前に着くと、外国人料金が設けられた入場ゲートのような小屋があり、守衛さんが2人いました。外国人は1人あたり500ルピーという強気の値段設定だったと思います。

正直、事前にこの外国人価格を知っていたら、そこまでして向かうことはなかったなという感じでしたが、思いのほか、カフェ前までの歩く距離が長く、疲れていたので、入ることにしました。しかし、さらに、カメラの持ち込みはさらに1000ルピーかかると言われてしまいました。入場ゲートにいた守衛さんがふきっさらしの小屋で預かると言うのですが、番号札も、鍵もなさそうで、預かってもらいたくはなかったので、中では使用しないことを約束して中に入らせてほしいとお願いしました。「中でこっそり使っていたら、5000ルピーの罰金になるよ」と言われ、了承して中に入りました。

カフェはドーム型になっていて、周辺には鳥も少しいる池があって、綺麗な空間で写真を撮るのは楽しい場所ではありましたが、スマートフォンでは無料で写真を撮れて、デジタルカメラでは入場料以外に1000ルピーも出さないと写真を撮れないほどのスポットなのかと聞かれると、疑問を感じる場所でした。私たち以外のお客さんは1人で来たインド人女性だけで、人気がなかったので、結婚式の前撮りやパーティー等での撮影地として利用する人向けなのかもしれません。

  • ©︎Photography ecobkk おいしそうなドリンクメニュー
  • ©︎Photography ecobkk おいしそうな料理メニュー
  • ©︎Photography ecobkk 中央のフライドポテトは既に少し食べた後の写真です

数名いた若い店員さんは、扇風機を用意してくれたり、にこやかな対応をしてくれるので、あまりネガティブな情報は書きたくはないのですが、それなりの値段と見た目からは分かりにくいですが、バーガー横に添えられた市販のポテトチップスと最初に届いた大変塩辛いポテト以外は、頑張っても、一口程しか食べることができませんでした。とてもお腹が空いていたのですが、マンゴーラッシーはとても薄いミルキーな飲み物の中に刻まれたドライマンゴーのような物体がちりばめられており、アイスラテは粉っぽさとぬるさがあり、味のしない生野菜などが包まれたバーガーはパサパサで、これまでの人生で一番いまいちなランチでした。少なくとも、冷たいドリンクは、ペットボトルのお水や缶ジュースなどがあれば、それを注文したほうがいい印象を受けました。

事前にGoogle mapで紹介されているメニューをじっくり見て注文すれば無難だったかもしれませんが、AI写真やかなり昔または別の場所の情報を投稿しているのではとも思いました。ポジティブ情報を投稿している人の写真をみると、夕方以降の時間帯に行っているようなので、もしかしたら、夕方以降に行くとシェフがいて、食事するのによいのかもしれません。

世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」訪問時、Google mapで公園への入口まで3分程度だという表記だったのですが、思ったところに公園入口がなく、想定より長い距離を歩いたこともあり、結構疲れました。インドのデリー首都圏であっても、Google mapはあまりあてにならないと感じた日でもありました。

最後に

以上、インドのデリー南部に位置する世界遺産「クトゥブ・ミナール(Qutb Minar/क़ुतुब मीनार)」及びその遺跡群、その周辺にある公園「メローリー・アーキオロジカル・パーク(Mehrauli Archaeological Park)」及び公園内のカフェレストラン「The Cafe Stone」について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

意図は不明ですが、日本人観光客が珍しいのか、入口入ってすぐのエリアでは、学生さんや敷地内にいるインド人から何人か聞かれたり、一緒に写真を撮ってくださいというインド人が複数人いました。敷地を出ると、オートリキシャ等の勧誘は半端なく多いエリアでした。流しのタクシーや勧誘には応じず、移動には、自家用車や信頼のできるツアー会社の他、UberやOlaのアプリを利用するのが無難でしょう。

世界遺産「クトゥブ・ミナール」は、デリー南部に位置し、デリーの主要観光地エリアからは少し離れますが、デリーからもグルグラムからも比較的アクセスしやすい観光スポットです。インドは、戦後、憲法によりカーストによる差別は禁止されたものの、現在も、カースト制度の影響は根強いと見聞きすることが多いですが、何百年も前に、この地で、奴隷出身の君主がインドで最初のイスラーム王朝を築いたことを知り、大変驚いた場所でもあります。機会があれば、インド・デリー観光旅行先として検討してみてください。

それでは、皆様、フィールメレンゲ(またね)!

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