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【スイス】桜越しの世界遺産の町ベルン。奈良にゆかりがあるソメイヨシノが見頃に

さくさく探検家

さくさく探検家

スイス特派員

更新日
2026年3月25日
公開日
2026年3月25日

グリュッサ(Grüessech)。スイスのベルンからこんにちは。道端に可愛らしい花々が咲きほこり、小鳥のさえずりが賑やかになってきて、春の訪れを感じるこの頃。ベルンにも桜の便りが届きました。世界遺産に登録されているベルンの旧市街の風景を、今なら桜越しに見ることができます。この桜、実は一人の奈良県民からの寄贈と奈良県の協力によるもの。今回は、見頃を迎えたベルンのソメイヨシノをお届けします。

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今だけの「世界遺産の町並み+ソメイヨシノ」の贅沢な風景(3月24日時点)

バラ公園の斜面に咲くソメイヨシノ。右側の小道がバラ公園へ続く坂道

ソメイヨシノは、世界遺産のベルン旧市街からニーデック橋を渡ったところ、アールガウアーシュタルデン(Aargauerstalden)沿いの斜面に植樹されています。桜の時期になると、バラ公園(Rosengarten)へと続く坂道を歩きながら、ソメイヨシノを間近に楽しむことができます。

満開のソメイヨシノ

今年は例年より少し早めに見頃を迎えたようで、3月24日時点で満開の状況。桜の様子は、バラ公園ホームページ(https://www.rosengarten.be/)のトップページに掲載されているウェブカメラからも確認できます。

「世界遺産の町並み+ソメイヨシノ」の風景

坂道で立ち止まりながら、桜を愛でる人や、ベルン旧市街の風景と桜と一緒に記念撮影をする人の姿が見られました。この時期限定の「世界遺産の町並み+ソメイヨシノ」の風景は、贅沢すぎる美しさを放っています!

奈良にゆかりがあるベルンのソメイヨシノ

バラ公園にあるレストランの外壁に掲示されているプレート(2024年3月撮影)

写真のふたつのプレート。ひとつは、1975年4月10日に奈良県の浦田善之氏がベルン市へ100本のソメイヨシノを寄贈したこと、もうひとつは、2019年3月7日に奈良県の協力を得て再植樹されたことが、ドイツ語と日本語で記されています。

浦田氏が寄贈したソメイヨシノの縁もあり、奈良県は、2014年の日本とスイスの国交150周年を機に、2015年4月17日にベルン州と友好提携を締結。

かつてスイスに農業を学びに来た浦田氏が築いた縁が奈良県へとつながり、今もこうしてベルンで桜が見られることに、ありがたみを感じます。

現在のバラ公園の様子

現在、バラ公園に続く坂道を上がりきる手前のところで改修工事が行われており、桜の寄贈者が記されたプレートがある辺りには入れませんでしたが、公園とは迂回路で接続されています(現地に案内板あり)。バラの開花にはまだ早いこの時期、白や黄色の水仙が園内を彩っていました。

■バラ公園
住所:Alter Aargauerstalden 31b
アクセス:ニーデック橋から徒歩約10 分。バスで行く場合は、停留所「Rosengarten」まで10 番バスでベルン中央駅からは約10 分、時計塔からは約5分。
入園料:無料
URL:https://www.rosengarten.be/

桜の時期にベルンにお越しの方は、この時期限定の風景をぜひご覧ください!

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