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里山には、春先からスプリング‣エフェメラルと呼ばれるカタクリやイチリンソウなどが咲き始めます。
スプリング‣エフェメラルとは、落葉樹の林にはえる山野草の一種です。春先から花を咲かせ始め、夏まで葉をつけたら、その後黄色くなって枯れ、地中の球根だけになり越冬し、地上に姿を見せるのは一年の内たった23か月ほどの間です。春の一瞬だけ姿を現すのでスプリング‣エフェメラルには、「春の儚い命」といおう意味が込められています。
カタクリの群生地を地域の公民館で教えてもらったのは、もう10年も前の事です。山桜の咲く山の麓を歩いて行きます。
もう、この場所自体が日本昔話に出てくるような世界です。10年前に初めて来た時と風景はほとんど変わっていません。
山桜の下に群生地が見えてきました。
今年も多くのカタクリが咲いています。驚いたことに、以前は一本しかなかった観察道が二本に増えていました。群生地が広がっているのは嬉しいことです。
それに観察道のすぐ近くまで咲いていて望遠レンズを使わなくても撮影ができます。午前中は幾人かの人が撮影に来ていますが、この日は午後を過ぎていたので誰も来ていませんでした。
明るい場所に咲いているカタクリは花びらがクルンと外に向かってカールしていますが、少し陰になるとヒトデのように広がっています。更に陽があたらなくなると花びらを閉じてしまします。
カタクリの中に、白いイチリンソウもポツポツと咲いていました。イチリンソウの近くにはムラサキケマンも咲いていたのですが残念ながら上手く撮れていませんでした。
以前は、アマナやコバイモが咲いている場所を教えてもらいましたが、小さな小さな植物なので自力で見つけることはできませんでした。
そして、同じ地域にもう一か所スプリング‣エフェメラルの群生地があるのすが、今年は何故か立ち入り禁止になっていて、入っていくことができませんでした。なので、過去に撮影した写真をアップしてご紹介します。
イチリンソウとニリンソウは写真ではわかりにくいのですが、ニリンソウの方がひと回り小さく、ひとつの茎に二つの花が咲きます。そして、食べられるのがニリンソウです。
セツブンソウの実?種?がなっていました。
ここは、3月になるとセツブンソウの一大群生地になり、山の斜面から散策道の平地までセツブンソウに覆われ見事な景観になるのです。
4月になると多くの草花が芽吹き、スプリング‣エフェメラル以外の春の植物も数多く見つけることができます。