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【アルゼンチン】歴史の舞台がレストランに再生。El Progreso Restaurante

相川 知子

相川 知子

アルゼンチン特派員

更新日
2026年4月21日
公開日
2026年4月21日

 

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1852年創設、ブエノスアイレスの記憶を刻む場所

「Club del Progreso」の起源は1852年にさかのぼります。

アルゼンチンが近代国家として形を整え始めた時代、政治的対立と社会変革の真っただなかで誕生したこのクラブは、当時のエリート層が集い、政治・経済・文化を語り合う重要な社交場でした。

ヨーロッパ文化の影響を強く受けたサロン文化の中心として発展し、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、上流階級の象徴的な存在に。議論・社交・文化活動の場として、アルゼンチンの近代史と深く結びついてきました。

現在、その歴史的建築の一部が保存され、一般客向けレストランとして再生されています。

 現代も生きるアフタヌーンティーサービス「メリエンダ」

最近、修復されたレストランなのですが、ランチやディナーだけではなく、アルゼンチンらしく、午後の軽食文化メリエンダ(merienda)も楽しめます。

メリエンダとは午後にコーヒーやスイーツを楽しむ習慣で、いわゆるアフタヌーンティーです。

今回はウルグアイから友人が訪れたので、merienda libreメリエンダリブレにチャレンジしました。アフタヌーンティーなので16時30分~19時までなのですが、念のため、16時に待ち合わせをしましたら、ちょうど10人目ぐらいでした。約30分並んで待機になりますが、17時から行くと1時間は待つと事前に調べていたからで、30分なんて久しぶりに会ったら会話をしていると待ち時間は気になりません。だいたい時間制限がないのですから、早めの来店が推奨されます。

 圧巻の“5階建てサンドイッチタワー”

今回の目玉はこれです。
 サンドイッチ・デ・ミガのタワー(torre de sanguchitos de miga)

薄いパンにハムやチーズを挟んだブエノスアイレスでのアフタヌーンティーの定番「sándwiches de miga(サンドゥィチェス・デ・ミガ)」が、5層のタワーで、また巨大ケーキが見られる圧巻の演出。

見た目のインパクト大きいです。

豊富なメニュー
  • ケーキ(torta)
  • チョコケーキ(torta de chocolate)
  • チーズケーキ(cheesecake)
  • フラン(flan)
  • ワッフル(waffle)※焼きたて
  • パンケーキ(panqueque)
  • チュロス(churros)
  • エンパナーダ(empanadas)
  • ピザ(pizza)
  • クッキー(galletas)

甘いものから軽食まで幅広く揃い、「好きなだけ楽しめる」のが最大の魅力です。

なお、ワッフルは焼きたてをいただけますし、トッピングはクリームにアルゼンチン名物のドゥルセデレチェです。

 

 ドリンクも種類豊富

コーヒー(café)、紅茶(té)、ジュース(jugo)各種が用意され、スタッフがすぐにおかわりを提供してくれます。ジュースは並んでサーブしてもらえます。

甘いものだけではなく、ピザやアルゼンチンの牛肉やハムやチーズが包んであるエンパナーダなど暖かい軽食もいただけます。
実はこの日はお昼ご飯抜きで準備万端で参りました。El Progresoのメレンダ・リブレは、1852年から続く歴史空間で、
アルゼンチンの食文化体験として、 充実したスイーツと軽食で、 ゆったりした社交の時間が一体となった、ブエノスアイレスの社交の時間を満喫できる特別なスポットです。

観光の合間に訪れて、ブエノスアイレスの“時間の流れ方”そのものを体感するのも素敵です。

■El Progreso Restaurante / Club del Progreso
住所:Sarmiento 1334, Buenos Aires
営業時間:16:30~19:00(merienda libre)
朝食8:00~、昼食12:00~16:00、軽食17:00~19:00、夕食20:00~24:30
URL:https://www.clubdelprogresorestaurante.com/

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