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ボンジュール!フランス語圏のヴォー州の山岳地帯に位置するグレッシャー3000(Glacier 3000)は、展望台、ピーク・ウォーク、氷河ウォーク、スノーファンパーク、アルパインコースターなど多くのアクティビティがあり、1年を通して万年雪と氷河を体験できるエリア。今回は、グレッシャー3000のアクティビティで外せない、ふたつの山頂を結ぶ吊り橋「ピーク・ウォーク(Peak Walk by Tissot)」をご紹介します。スリル満点の空中散歩と絶景が待つ世界へレッツゴー!
グレッシャー3000のピーク・ウォークがある標高約3000mの山頂駅(Scex Rouge)までは、ロープウエイを乗り継いでわずか15分で行くことができます。ここでは11月から4月までスキーが楽しめるので、筆者が訪れた3月中旬はロープウエイに多くのスキーヤーの姿が。ふもとにある駅(Col du Pillon、標高1,546m)からロープウエイに乗ると、ぐんぐんと上昇し、約5分で中間駅(Cabane、標高2,525m)に到着。
我が家の場合、いつもだったら高山病対策のために中間駅でランチ休憩をして体を慣らすのですが、この中間駅の建物には休憩できる場所がなかったのと、寒すぎて外で時間をつぶすのも困難だったため、中間駅周辺で写真を撮ったらすぐにロープウエイを乗り継いで頂上へ。中間駅から山頂駅までは約7分で到着。
この日は風が強く吹く寒い日で、ふもとの気温は1度(体感温度はマイナス4度)→山頂はマイナス6度(体感温度はマイナス13度)!気温も景色もふもととは別世界でした。
さあ、お目当てのピーク・ウォークにチャレンジ!ピーク・ウォークは悪天候の日を除き一年中オープン。入場料はロープウエイの料金に含まれています。
眼下に広がる雲の上にある吊り橋は、さながら天空にかかる橋!吊り橋は鉄製で、全長107メートル、幅80センチメートル。吊り橋の隙間から下が見えて、足を踏み出すには勇気がいります。気持ちの準備ができたら、向こうの山頂まで行ってみましょう。
この日は風が強かった影響で、吊り橋が少しだけ揺れていました。吊り橋を渡っている間、恐怖心と戦うドキドキはMAX!高いところが苦手な筆者は吊り橋の途中の景色を眺める余裕はありませんでしたが、勇気ある筆者の子供はブロッケン現象を見つけて写真に収めてくれました。
橋を渡りきると達成感と安堵感に包まれ、落ち着いて周囲の景色を眺めると―視界を遮るものは雲と霧だけ。雲海の上からぴょこんと顔を出すアルプスの山々。遠くまで続く360度の壮大な景色に心が奪われました。
晴れていれば、マッターホルン、モンブラン、ユングフラウの三大名峰がはっきりと見えるそう。山頂にある無料の望遠鏡をのぞくと、山の名称と標高を確認できます。季節や天気によって、その時にしか見られない景色に出会える場所です。
山頂から見渡すアルプスの景色は息を飲むほどの絶景。景色を十分に堪能したら、同じ吊り橋を歩いて戻ります。
山頂駅の屋上にも展望台があるので、高所恐怖症の人でも展望台からの景色を楽しむことができます。
山頂駅の建物内とテラスには計3つのレストランがあり、中でも一番手っ取り早く食べられるのが「RESTAURANT LE3」。テーブルに置いてあるQRコードから、注文と支払い(スイスで主流のモバイル決済「TWINT」またはカード)ができます。ここで筆者家族が食べたアルペンマカロニは、スイスの山岳レストランの定番料理。
山頂駅の隣の建物にスーベニアショップがあります。マグカップ、キーホルダーや衣料品などの他、ティソ(Tissot)の時計を販売。ティソは1853年創業のスイスの老舗時計ブランドで、比較的お手頃価格の高品質な高級時計です。
グレッシャー3000はピーク・ウォーク以外にも面白そうなアクティビティがたくさんあります。季節や天気によってアクティビティの営業状況が異なったり、事前予約が必要なアクティビティもあるため、事前にHPを確認しましょう。標高が高いため、2歳以下の子供の訪問は推奨されていません。
また、グレッシャー3000に限らずスイスの山観光全般に言えることですが、山の天気は変わりやすく、ふもとと山頂でも天気が異なるため、行先のHPやMeteoSwiss(https://www.meteoswiss.admin.ch/)などでローカルの天気を確認し、適切な服装(防寒具)で楽しみましょう。日差しが強いのでサングラスも忘れずに。悪天候の場合は無理をしないことが大事です。
■グレッシャー3000
ロープウエイの営業時間:メンテナンス期間(2026年は10/19~11/6まで)を除き通年営業。毎日9:00~16:30(夏季は16:50まで)、20分間隔で運行
ロープウエイの料金:「Col du Pillon」と「Scex Rouge」の往復料金 大人89フラン、子供(6-15歳)45フラン ※料金には、ピーク・ウォーク、スキーリフト、氷河ウォーク、スノーファンパークのアクティビティ料金が含まれる ※スイスパスなどで割引あり。詳細はHP参照
URL:https://www.glacier3000.ch/en/(英文サイト)