キーワードで検索
岐阜県北部に位置する飛騨市は、豊かな自然と歴史が調和する静かなまち。その中心部にある飛騨古川は、白壁土蔵と瀬戸川に泳ぐ鯉が印象的な、美しい町並みで知られています。お隣の高山市ほどの賑わいはないものの、ゆったりとした時間が流れ、穏やかな空気に包まれているのが魅力です。
そんな飛騨古川で、ドライブ旅の拠点としてぜひ立ち寄りたいのが、道の駅アルプ飛騨古川。訪れるたびにワクワクするような品揃えの直売所がある、立ち寄り以上の楽しみが詰まった場所です。
道の駅の敷地内にある「飛騨産直市 そやな」は、飛騨産の新鮮な野菜や果物、特産品、地酒が豊富に揃う直売所。さらに、名物店長”トマト店長”の目利きで全国各地から取り寄せた“推しの逸品”も並び、飛騨にいながら、思いがけない出会いがあるユニークなお店です。
買い物前に、立ち寄りたいのが「そやな」の中にある「えごま工房」。店名の通り、えごまだれやえごま味噌を使った五平餅やお団子が味わえるお店です。
えごまは飛騨地方では「あぶらえ」と呼ばれ、古くから食されてきた、地域に根付いた食材です。「飛騨市伝承作物」にも選ばれています。
看板商品の五平餅もおいしいのですが、今回おすすめしたいのは「ふわふわりんご牛乳」。飛騨産のりんごの果肉がゴロゴロ入った、ほんのり甘くてやさしい味わいのミルクドリンクです。使用されている牛乳は、飛騨古川の老舗乳業メーカーである牧成舎のもの。フォームミルクの軽やかな口当たりと、りんごとはちみつの自然な甘みが絶妙に重なります。あちこち歩きまわって疲れた身体に染み渡るよう・・・。アイスドリンクですが、冬でも頼んでしまうお気に入りの一杯です。
ちなみに「そやな」店内では、牧成舎のピザや乳製品などを購入することもできます。
「えごま工房」で味わえる意外なメニューも。愛媛県宇和島の人気店「みよし」のじゃこカツです。食品添加物無添加、小麦粉や卵を使っていないというこだわりのじゃこカツは、「そやな」店内の冷凍コーナーでも販売されています。それをここでは、揚げたてでいただくことができます。魚の旨みが感じられる、さくっ&ふわっとした食感。海のない岐阜にいながら四国の味を楽しめるのが面白いですね。
お腹を満たしたあとはショッピング。飛騨産の野菜をはじめとする様々な食材も、全国から取り寄せた”逸ピーン”も、見ているだけでワクワク。
私が今回購入したものの中から、私的おすすめ3選をご紹介します!
まずは「ふわふわりんご牛乳」に使われている“はちみつと果実で作ったジャム”。砂糖不使用でありながら、飛騨産のりんごの風味とはちみつのやさしい甘さがしっかり感じられ、ヨーグルトに合わせても美味しくいただけます。「ふわふわりんご牛乳」の味わいを、自宅でも楽しめるのがうれしいポイントです。
次に「おらんとこの味」のおかずみそ。「おらんとこの味」は飛騨高山の高山陣屋前で開催される朝市に出店しているお店です。みそソムリエが手がける野の多種類のおかずみそに目移りしてしまいますが、今回は「ふきのとうみそ」を購入。小分けになっているパックは、ちょっとしたお土産にしてもいいですね。
地場野菜の中からは、柔らかく甘みのある伝統野菜「飛騨ねぎ」を。冬場がシーズンですが、4月初旬に訪れた際には、越冬した飛騨ねぎを購入し、配布されていた“ねぎ味噌天ぷら”のレシピとともに、旅の味を持ち帰りました。ちなみに、年末に訪れた際にも、飛騨ねぎを購入し、我が家ではすき焼きでいただきましたが・・・言うまでもなく絶品です!
道の駅には昨年、飛騨の山城を紹介する情報コーナー「飛騨古川の城跡探訪」が新設されました。2024年に国史跡に指定された飛騨古川町の5つの山城「姉小路氏城跡」をはじめ、飛騨市ゆかりの戦国武将や山城について、パネルでわかりやすく紹介されています。入場は無料です。
山城はその性質上、現地を訪れるだけでは地形や歴史的背景をイメージしにくいこともあります。こうした展示にあらかじめ目を通しておくと理解が深まり、城跡めぐりをより楽しめるはずです。出発前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
道の駅アルプ飛騨古川は、飛騨の食や歴史を気軽に楽しめる道の駅です。なかでも「飛騨産直市 そやな」は、充実した品揃えに加え、スタッフの明るく丁寧な対応が印象的で、旅の途中で訪れるたびに心地よく買い物ができます。
飛騨古川の町並み散策やドライブの途中に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■道の駅アルプ飛騨古川
住所:飛騨市古川町上町1348-2
電話番号:0577-57-5400(道の駅)/0577-57-8998(飛騨産直市そやな)
飛騨産直市そやな営業時間:9:00~17:00
飛騨産直市そやな休業日:夏季期間(4月~11月)無休/冬季期間(12月~3月)毎週火曜日休業