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「人前に立つのが好き」「旅先で現地の人と一緒に盛り上がりたい」——そんな人にぜひおすすめしたいのがヨハネスブルグにあるカラオケバー、その名も「カラオケ・コング」。南アフリカのカラオケは、日本のような個室スタイルではなく、ステージに立って他のお客さんの前で歌うのが主流です。英語の歌である必要はありません! 日本語の曲もちゃんと入っています。今回はアニソンを歌って楽しんできたので、カラオケの利用方法を含めて現地の様子をお届けします。
私が訪れたのは日曜日の夜19時で、店内には15人ほどのお客さんがいました。
歌われていたのは、ほとんどが聞き覚えのある洋楽ヒットナンバー。サビでみんなが大合唱になって盛り上がることもあれば、ステージに曲が流れているのに誰も歌っていない時間もあるなど、かなり自由な雰囲気です。「ステージで歌うからには、上手くなければいけない、しっかり歌わなければいけない」そんな心配は一切不要と思わせてくれる、いい意味でゆる〜い空気感です。
カラオケコングでかかるのは飲食代のみ。日本のカラオケのような「室料」や「入場料」は一切不要です。入店したら、まずはバーのカウンターでドリンクを注文し、その場で支払いを済ませます。ドリンクを1人1杯以上注文すれば、誰でもステージのカラオケに参加可能。時間制限もなく、実質“歌い放題”です。
「利用料が無料なら、その分フードやドリンクが高いのでは?」と思うかもしれませんが、価格は現地の一般的な飲食店とほぼ同じ。たとえばキャッスルライトの瓶ビールは1本R41(約400円)、ピザはR73(約700円)〜R170(約1700円)程度と、良心的な価格設定です。
注文したドリンクをバーカウンターで受け取ったら、スタッフに「カラオケを歌いたい!」と声をかけてみましょう。すると、曲を入れるためのタブレット端末をサッと手渡してくれるので、画面にアーティスト名や曲名を入力して登録します。
この日セレクトしたのは、世界中で大バズりしたCreepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』と、アニソンの王道であるFLOWの『GO!!!』の2曲。どちらも国境を越えて愛されている日本発のアニメソングです。
海外のローカルバーのステージで、日本のカルチャーがどれほど受け入れられるのか、イントロが流れるまでの独特な緊張感もまた、海外でのカラオケの醍醐味です。
ステージ上のスクリーンには、次に歌う人の名前と曲が最大5組分まで表示されるので、そこで順番を確認しながら待ちます。
曲を登録してからドキドキしながら待つこと約30分、ついに私の番が回ってきました。実はこの時、直前の曲で誰も盛り上がっておらず、全員が黙々とピザを食べているような状態でした。しかし『Bling-Bang-Bang-Born』のイントロが流れ始めた瞬間、空気は一変。すぐに数人のお客さんが両手を挙げて立ち上がり、ノリノリでステージ前へ出てきてくれました!
やはり世界的な大ヒット曲だけあって現地での知名度も抜群のようで、サビでは一緒に歌っている人の姿もありました。
ステージに立つと目線の先にも歌詞表示のモニターがあるため、歌詞を完璧に覚えていなくても客席を向いたまま歌えます。
南アフリカでも高い人気を誇る『NARUTO -ナルト-』の主題歌『GO!!!』のイントロが流れると、会場はさらにヒートアップ。こちらの曲も認知度は抜群のようで、サビの一部が英語ということもあり、一緒に歌っている人もたくさんいました。
間奏ではハイタッチを交わしたり、感極まった人から握手を求められる場面も。配膳スタッフも思わず作業の手を止めて見入っており、なかにはスマホを取り出して動画を撮影する人もいました。会場はもはや、ちょっとした「アイドルのライブ」のような状況に。
実はヨハネスブルグは標高約1,750メートルの高地にあるため、空気がやや薄い特徴があります。楽しさのあまり歌いながら踊ったりジャンプしたりすると、思った以上にすぐ息が上がってしまいます。最後まで歌いきるためにも、はしゃぎ過ぎにはご注意を。ペース配分を意識しながら楽しむのがおすすめです。
◾️KARAOKE KONG(カラオケ コング)
公式サイト:https://karaokekong.co.za/
住所
1 7th Street, Melville, Johannesburg
電話番号
087 821 6981
営業時間
駐車場はありません。Uberなどの配車アプリでの来店がおすすめです。