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サンディエゴ東部の山あいにある「Three Sisters Falls(スリーシスターズフォールズ)」は、地元の人たちに人気のスポット。約1時間かけて滝を目指すトレイルは、アメリカ南部らしい乾いた渓谷の景色を楽しむことができます。舗装されていない細い山道を進んだ先にトレイルヘッドがあり、車でのアクセスからちょっとした冒険気分。陽の光に照らされた静かな渓谷で、滝の音を聞く特別な朝活はいかがですか?
スリーシスターズフォールズのトレイルヘッドまでは約7.5マイル(12キロ)の未舗装道路を車で進みます。30分ほどですが、道幅はかなり狭く、場所によっては車同士のすれ違いが難しいところもあったので、慎重に進みましょう。
到着した駐車場は広めで、水洗トイレ、ピクニックエリアも整備されていました。一方で、ハエがかなりいました。車を降りた瞬間からまとわりついてくるので、気になる人は虫対策をしておくと安心です。
乾いた地面と緑の山々、青空のコントラストが美しく、初夏にぴったりの光景でした。
5月上旬のこの日は朝8時30分に歩き始めて気温は27度ほど。
トレイルは全体的に急激な登り下りが少なく、初心者でも比較的歩きやすいコースです。スニーカーや運動靴でも大丈夫なくらいの難易度に感じましたが、岩や砂利で足を取られやすい場面があるので、トレッキングシューズのほうが安心だと思います。
ロープ場のような危険な箇所もなく、小学生以上の子どもなら体力次第で十分楽しめそうでした。ただし、日陰がほとんどありません。特に夏場の日差しはかなり強く、肌に刺さるような暑さ。水は多めに持参するのがおすすめです。
トレイルを半分くらい過ぎたところからスリーシスターズフォールズが見えてきます。渓谷の雄大な景観とゴールが見えていることで、暑さで疲れていてもやる気が出ました。岩肌を抜ける南カリフォルニアの乾いた風も心地よく、背中を押してくれるようでした。
道中、トカゲを何匹も見かけました。ヘビにも遭遇したので、無闇に岩肌を触らないようにしましょう。
乾いた渓谷を1時間歩いたあとに聞こえる水音は、想像以上にほっとします。水の匂いを含んだ風が吹き抜け、滝のまわりだけ空気が少しひんやりしていました。
真夏は干上がることもあるそうなので、滝が見たいなら初夏までに行くのがおすすめです。
滝の水はかなり冷たく、体感では15度くらい。暑い中を歩いてきたあとには最高ですが、最初に入る瞬間はかなり覚悟が必要です。
谷に響く水音を聞きながら冷たい水に足を入れていると、乾いた山の暑さまで少し遠くに感じました。
滝に着いた9時30分頃は5組ほどしかおらず、比較的静かでしたが、10時30分をすぎると20〜30人くらいまで一気に増えていました。
岩場は全体的に斜めで、ぬるぬるして滑りやすいです。特に滝の下は滝壺というより、なだらかな岩場に水が流れているような地形で、足元注意。実際に物を水に落としてしまっている人や滑って転んでる人も見かけました。スマホやサンダルなどはしっかり管理したほうがよさそうです。
また、脱衣所などはないため、水に入りたい場合は水着をあらかじめ着ておくようにしましょう。多くの人が服の下に水着を着てきており、その場で水遊びしていました。
現地には電波がほとんど入らないため、目の前に広がる自然だけを感じて過ごせます。
基本的に国立公園は犬連れ禁止ですが、スリーシスターズフォールズは犬もOKで、犬連れの人もちらほらいました。
滝のさらに上へ進んでいる人も2〜3割ほどいました。ただ、上の滝へ向かうルートは整備されておらず、かなり慎重さが必要に見えました。岩場はとにかく滑りやすいので無理は禁物です。
スリーシスターズフォールズは、日本で見る渓流沿いの滝とはまた違い、乾いた大地の中に突然現れるオアシスのような存在でした。暑い渓谷を歩いてたどり着くという時間込みで楽しむ場所だと感じました。山も谷も同時に楽しめる景色が続き、ちょっとした冒険気分が味わえます。初心者でも挑戦しやすい一方で、暑さ対策や足元への注意は必要です。サンディエゴ近郊で自然を満喫したい日に、ちょうど良いトレイルでした。
■Three Sisters Falls
住所:Boulder Creek Rd, Descanso, CA 91916
アクセス:サンディエゴ中心部から車で約1時間30分
駐車場:あり(無料)
トイレ:あり
入場料:無料
トレイル距離:約4.5マイル往復(約7.2km)
所要時間:往復約2時間前後
注意点:夏場は高温・日陰少なめ・足元注意・電波なし
URL:https://www.fs.usda.gov/r05/cleveland/recreation/three-sisters-falls?utm_source=chatgpt.com