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【和歌山】観光列車「GRAN 天空」で高野山の余韻を持ち帰る 極楽橋から難波までの特別な列車旅

さゆみ

さゆみ

大阪特派員

更新日
2026年6月3日
公開日
2026年6月3日

高野山参拝の帰路に利用したいのが、2025年にデビューし、2026年4月から新たな運行形態となった南海電鉄の観光列車「GRAN 天空」です。極楽橋駅から難波駅までを結ぶ特別な列車は、深い紅色の車体と木の温もりを感じる車内が魅力。高野山の静けさや澄んだ空気をそのまま持ち帰るような、上質な列車旅を楽しむことができます。沿線の美しい自然や心地よいおもてなしも魅力で、高野山観光の締めくくりにふさわしい移動時間を過ごせました。

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高野山の玄関口から始まる特別な列車旅

はじまりの聖地、極楽橋

観光列車「GRAN 天空」は、高野山への玄関口である極楽橋駅と難波駅を結ぶ特別列車です。車両は深みのある紅色で統一され、車内には木材がふんだんに使用されており、落ち着いた雰囲気が広がっています。

暖かい雰囲気が案じられる乗車口

高野山駅からケーブルカーで極楽橋駅へ向かい乗車すると、列車は標高差約443メートルの山間部をゆっくりと下っていきます。車窓には紀伊山地の豊かな緑が広がり、慌ただしい日常へ戻る前の心地よい余韻を味わうことができます。

  • 車窓からの景色
  • 九度山駅

途中、難波行きでは九度山駅で約6分停車します。ホームへ降りると山あいを吹き抜ける風が心地よく、高野山で過ごした時間を振り返るひとときを楽しめました。また、タイミングが合えば特急「こうや」とのすれ違いを見ることもできます。

特急「こうや」との2ショット

快適な車内と心温まるおもてなし

  • 高級感あふれるシート
  • 後ろから見るとこんな感じ

今回私が利用したのは、1号車の「リラックスシート」です。ゆったりとした座席配置で、落ち着いて景色を楽しむことができました。車内では乗車記念スタンプを無料で押せるほか、ドリンクやアルコール、軽食、アイスクリームなども販売されています。なかでも列車型の缶に入ったバターサンドは人気のお土産で、旅の記念にもぴったり。つい私も購入してしまいました。

 

  • バターサンドとオレンジジュース(お土産用)
  • 制服がオシャレ

印象的だったのはアテンダントスタッフの丁寧で柔らかな接客でした。コシノジュンコ氏デザインの制服も美しく、車内全体に上質な空気が流れています。単なる移動手段ではなく、列車そのものに滞在しているような特別感を味わうことができました。また、4号車の「グランシート」は食事やアフタヌーンティー付きの人気席で、予約開始後すぐに満席となることも少なくありません。ご利用の場合は争奪戦必至です。

 

乗車前に知っておきたいポイント

ワイドビューシート

「GRAN 天空」は非常に人気が高く、予約開始直後に座席が埋まることもあります。特に指定席券は一般的な列車のように朝10時発売ではなく、乗車日の30日前午前0時から購入可能となるため注意が必要です。また、実際に乗車して感じたおすすめは1号車のリラックスシートです。2号車のワイドビューシートは大きな窓が魅力ですが、ロビーラウンジへ向かう利用者の往来が多く、時間帯によってはやや落ち着かない印象を受けました。なお、難波行きの場合、1号車の2番・4番・23番・27番席は窓の位置の関係で景色が見えにくい場合があります。座席選択の際の参考にしてみてください。

高野山を訪れる際は、「高野山・世界遺産きっぷ」の利用もおすすめです。難波から高野山までの往復乗車券に加え、ケーブルカーや高野山内の路線バス乗り放題、拝観料やお土産の割引特典も付いており、お得に高野山観光を楽しむことができます。

アクセス情報

・列車名:GRAN 天空
・運行区間:極楽橋駅~難波駅(南海高野線)
・乗車券発売開始:乗車日(当日含む)30日前午前0時から
・指定席購入期限:指定列車発車3分前まで
・座席数:約70席
・主な設備:リラックスシート、ワイドビューシート、ロビーラウンジ、グランシート(食事付き)
・極楽橋駅アクセス:南海高野線利用、高野山駅からケーブルカーで接続
・おすすめ乗車券:高野山・世界遺産きっぷ(ケーブルカー・高野山内バス乗車券付き)
・駐車場:難波駅周辺は有料駐車場あり

乗車記念の冊子

高野山の静寂と旅の余韻をそのまま持ち帰ることができる「GRAN 天空」。移動時間そのものが旅の思い出になる、特別な列車体験でした。

余談

  • お豆腐なのにすごいバリエーション
  • お品書き

下車後には高野山名物の胡麻豆腐ランチがおすすめです。

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