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【ドイツ】ハンブルクの歴史が息づく名所を歩く!世界遺産の倉庫街と川の下を通る旧エルベ・トンネル

さくさく探検家

さくさく探検家

スイス特派員

更新日
2026年6月10日
公開日
2026年6月10日

モイン(Moin)!ハンブルクからこんにちは!ドイツ北部に位置するハンブルク(Hamburg)は、首都ベルリンに次ぐ第2の都市で、ドイツ最大の港湾都市。北海からエルベ川を約100kmさかのぼった内陸の河川港には、巨大なコンテナ船やクルーズ船も往来し、カモメが空を優雅に舞う、港湾都市ならではの情緒あふれる風景が広がっています。
今回は、港湾都市ハンブルクの歴史が息づく、世界遺産の赤レンガの倉庫街エルベ川の地下を通る旧エルベ・トンネルに行ってきたのでその様子をご紹介します♪
※モインは、ハンブルクなど北ドイツで使われている、朝昼晩のいつでも使える挨拶

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世界遺産に登録されている世界最大級の倉庫街(Speicherstadt)を歩く

100年以上前に建てられた美しい赤レンガの倉庫が立ち並ぶ約26ヘクタールの巨大な倉庫街は、近くにあるチリハウスを含む商館街(コントールハウス地区)とともに「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」として、2015年に世界遺産に登録されています。

倉庫街の東端の橋の上から撮影。中央にヴァッサーシュロス(Wasserschloss、ティーショップ及びレストラン)が見えるこの風景はフォトスポットとして人気の場所

倉庫街の東端から運河沿いに西に向かって倉庫街を眺めながら歩いてみます。左右にずらりと連なるのは美しく重厚感あふれる赤レンガの倉庫街。その壮大なスケール感と歴史の風格には、ただただ圧倒されるばかりです。

  • 運河の両脇に広がる倉庫街の風景
  • 倉庫街の市庁舎(Speicherstadtrathaus)

かつては港湾倉庫として、カカオ、コーヒー、紅茶、タバコ、絨毯など当時の贅沢品が取引されていましたが、コンテナ船の普及により、狭い水路にある倉庫街のほとんどはその役割を失いました。現在では、外観はそのままに、オフィス、カフェ、レストラン、博物館やレジャー施設として利用されています。

今回筆者は時間がなくて外観を見るだけでしたが、倉庫街は外観以外も見どころが満載のエリアなので、時間に余裕があればいろいろ立ち寄りたいところ。観光客に大人気の世界最大級のジオラマワールド「ミニチュアワンダーランド(Miniatur Wunderland)」や、倉庫街博物館(Speicherstadtmuseum)などもあります。また、貿易港ならではの極上のコーヒーや紅茶が飲めるカフェも点在しており、散策の合間にも贅沢なひとときを満喫できる場所です。

■倉庫街(Speicherstadt)
住所:Speicherstadt, 20457 Hamburg
URL:https://speicherstadt.de/

旧エルベ・トンネル(Alter Elbtunnel)を歩いて展望スポットへ

1911年に開通した旧エルベ・トンネルは、エルベ川の地下に広がる全長426メートルの長いトンネル。港を行き交う巨大な船を妨げず、港湾労働者が安全かつ迅速に通勤するために建設されたものですが、戦時中は防空壕としても重要な役割を果たしたそう。歴史の重みを感じます。

現在は歩行者と自転車がこのトンネルを利用できます(無料)。かつては車も通行できましたが、近年の改修工事に伴い車両通行が禁止され、現在も禁止されています。

  • こちらのドーム状の屋根の建物に入口があります
  • 左側がエレベーター、右側手前が階段の入口。どちらも利用可

では、中に入ってみましょう。

地下へと続く階段

なめらかな曲線の階段が地下へ地下へと続く光景は美しく、下る時は階段の利用がおすすめです。

  • 2つのトンネル
  • 東側が自転車専用

地下に降りると2つのトンネルがあり、東側が自転車専用、西側が歩行者専用となっていました。

西側の歩行者専用通路

トンネル内には装飾やパネルなどの見どころがあります。実際に歩いてみて、トンネルの中がとてもキレイだったのが印象に残っているのですが、調べてみたところ、2026年5月に西側の通路の改修工事が完了したばかりとのこと。

地下トンネル内は空気がひんやりと冷たかったので、夏の暑い日には快適だと思います。

  • 大型貨物エレベーターの入口
  • 展望スポット(Viewpoint Steinwerder)の様子

ゆっくり歩くこと約10~15分でトンネルを渡り終え、そこから、かつては馬車や車も運んだ大型貨物エレベーターで地上に上り、数分歩いたところにある展望スポットへ。

展望スポットからの眺め
  • エルベ川を往来する船
  • Brücke 10のフィッシュサンド

展望スポットからは、対岸の町並みが一望できて、カモメが優雅に舞い、さまざまな船が往来する風景を楽しむことができました。Brücke 10は地球の歩き方ドイツに載っていましたが、展望スポットにはその小型店舗(テイクアウト専門)があったので、フィッシュサンドを買ってベンチに座ってパクリ。美味しい魚が食べられるのも、港湾都市ハンブルクならではの魅力です。

■旧エルベ・トンネル(Alter Elbtunnel)※正式名称はザンクト・パウリ・エルベトンネル(St. Pauli Elbtunnel)
住所:Bei den St. Pauli-Landungsbrücken, 20359 Hamburg
営業日時:24h通行可能(大晦日の夜(21:00〜翌朝4:00)を除く)※大型貨物エレベータの稼働は日中のみに限られていますが、ガラス張りの通常エレベーターは24h稼働しています
入場料:無料
URL:https://www.alter-elbtunnel-hamburg.de/en(英文サイト)
(参考)旧エルベ・トンネルの改修に関する記事:https://www.hamburg.de/politik-und-verwaltung/behoerden/behoerde-fuer-kultur-und-medien/aktuelles/sanierte-westroehre-des-st-pauli-elbtunnels-feierlich-eroeffnet-1171296

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