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夏の京都亀岡といえば保津川下りが有名ですが、ぜひ一緒に立ち寄って欲しい観光スポットがあります。場所は飲食店が立ち並ぶ9号線からは少し離れた、田園風景の中。90年以上に渡りトータル養鶏事業を営むヤマモトがプロデュースする、地元・亀岡の食と文化を世界に向けて発信する複合施設「丹波山本亀岡本店」です。
株式会社ヤマモトの歴史は、昭和9年(1934年)に創業者である山本豊止氏が採卵養鶏場を個人創業したことに始まります。その後、卵を採ることを目的とした卵用鶏の飼育から肉用鶏に転向し、昭和53年(1978年)に孵化事業に着手し、亀岡孵化場を新設しました。平成3年(1991年)にはカナダのシェーバー社(現ハバード社)と高付加価値種鶏の日本総代理店契約を締結。さらに平成5年(1993年)にはアメリカ・カンバーランド社との日本総代理店契約の締結しました。
鶏料理の話はまだなの? と思われるでしょうが、要するに養鶏と設備機器まで一貫して取り扱う会社は全国でもかなり珍しいんです。上記以外にもひなの販売や飼料販売、各種細菌・抗体検査・獣医診断業務など、まさに鶏ビジネスを知り尽くしたプロ集団なのです。
そんなヤマモトが大切に育ててきたブランド鶏「地鶏丹波黒どり」「丹波赤どり」「丹波朝霧どり」があります。それぞれの特徴を書き出すと長編小説になりそうなので、断腸の思いで省略。どうしても知りたい方はHPをご覧ください。
鶏料理専門レストラン「鶏と亀」 では、「地鶏丹波黒どり」と「丹波赤どり」のランチが味わえます。この日は限定10食の「地鶏丹波黒どりの漬け丼」(1080円)を注文。「限定」に弱いです。炭火を思わせる香ばしい香りが食欲をそそられながら、柔らかな食感とコクのある味わいを楽しみました。丹波黒どりから取ったスープも絶品! 「丹波赤どりのから揚げ3種盛り」(1600円)は、手羽元小肉・むね肉・ササミ(大葉巻き)の異なる食感を楽しめるボリューム満点ですがペロリなメニューです。地場野菜を用いた焼き野菜も添え物ではなく、しっかり存在感のある滋味深い一品です。
食後の〆におすすめなのが「平飼い有精卵プリン」(700円)。濃厚なプリンの上には冷たいバニラアイスがオン。京都亀岡紅茶ストレートティー(550円)などのドリンクとセットでぜひ。
レストランに併設するアンテナショップでは、「地鶏丹波黒どり」や「丹波赤どり」を使用した加工品、地鶏をお手軽価格でお試しできる小分けパックなど、ネット販売やふるさと納税では購入できない商品(冷凍商品)も多数あり。特に人気なのが注文を受けてから揚げる「揚げたてお惣菜」。食べ歩きの観光客やサイクリスト、近隣のお客様の利用も多いとか。さらに「京都ファーブルトン」などのスイーツも。絶対に胃袋が足りませんのでテイクアウト推奨。
また、ブランド鶏を使用した冷凍加工食品の開発・製造、各種調理を行う工房が店舗に併設されており、作業風景を大きな窓の外から見学できます。ここまでオープンにするには余程の自信がないとできないと思います。子どもにとってはテーマパーク的な楽しみ方、大人にとっては食の安心安全を体感できる機会を提供しています。同時に職場見学とも捉えられるので、ここで働きたいと思う方もおられるのではと思いました。
■丹波山本亀岡本店
住所:京都府亀岡市大井町並河6丁目53
電話番号:0771-55-6700
アクセス:JR山陰本線「並河駅」から徒歩約20分(タクシーで約5分)、京都縦貫道「並河IC」から車で約3分
営業時間:平日11:00~18:00、土日祝10:00~18:00
定休日: 水曜日(木曜不定休)
駐車場:有
URL:https://tambayamamoto.jp/
【CAFE & RESTAURANT 鶏と亀】
ランチ/11:00〜14:30(LO)土日祝は10:00〜
ディナー/金~火曜限定(1週間前までに予約必須)※詳しくはこちら
※価格表示は全て税込です
今回の「乙な京都™」はいかがだったでしょうか。実はグーグルマップで見つけて、ふらりと立ち寄って見つけたお店。しかもクオリティーの高い亀岡グルメが堪能できるとあって、偉いぞ自分。いや、こんなに素敵なお店を知らなかっただけですね。鶏のお肉がスーパーに並ぶまでの工程に対する自分の無知にも気付かされました。