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岐阜県山県市の山あいに佇む「三光寺」は、「あじさいの山寺」として親しまれる真言宗醍醐派の寺院です。約200品種・約1万株の山あじさいを中心に、外来種のあじさいも楽しめることから、6月だけでなく7月にも多くの花が境内を彩ります。一方で、本尊の御開扉や善の綱、特別御朱印はあじさい祭期間限定(6月)。この時期ならではの参拝と、7月まで続く花景色の両方が魅力です。
三光寺では約200品種・約1万株の山あじさいを中心に、外来種のあじさいなども植えられています。私が訪れた6月末の時点でも、これから見頃を迎える品種があり、7月に入ってからもさまざまなあじさいが楽しめます。
一面があじさいで埋め尽くされるというより、山里の景色の中に自然に咲く姿が印象的でした。散策しながら歩いていると、石段や木々の間に花が現れ、落ち着いた雰囲気の中で楽しめます。
三光寺の入口で、まず目を引くのが山門の上に鐘楼が設けられた『鐘楼門』です。
山門と鐘楼が一体になった造りは珍しく、三光寺を象徴する建築の一つ。大晦日には除夜の鐘をつくこともできます。
三光寺で本尊の薬師如来を拝めるのは、あじさい祭の期間(6月)だけです。
普段は厨子の扉が閉じられていますが、あじさい祭期間中は御開扉され、本尊を参拝できます。本堂に設けられる「善の綱」に触れて本尊とのご縁を結ぶことができるのも、この期間限定です。
7月1日以降は御開扉が終了し、善の綱も外されます。また、この期間限定の特別御朱印も、通常の御朱印へ戻ります。
あじさい祭期間中の6月は、拝観料300円で参拝できます。この期間は、本来300円の護摩木奉納も拝観料に含まれているため、受付で願い事を書いて奉納できます。私も実際に護摩木へ願いを書いて奉納しました。
7月1日以降は拝観料は無料となりますが、護摩木奉納は300円で受け付けています。
境内の弁天池では、100円で鯉の餌やりが楽しめます。餌を持って近づくと、たくさんの鯉が寄ってきました。
池に広がる水草は「ヒルムシロ(蛭蓆)」。NHK連続テレビ小説「らんまん」でも紹介された植物で、現在では全国的にも貴重な水生植物です。
住職によると、この池は北にある関市板取地区の「モネの池」を思わせることから、「マネの池」と呼ぶ人もいるそうです。そう話しながら、住職が笑っておられたのが印象に残りました。
ヒルムシロが広がる水面を鯉がゆったりと泳ぐ姿は、あじさいとともに楽しみたい三光寺ならではの風景でした。
三光寺(あじさいの山寺)
住所:岐阜県山県市富永671-1
電話:0581-52-1054
受付時間:9:00~17:00
あじさい見頃:6月上旬~7月上旬
札所:
・美濃西国三十三観音霊場 第八番札所
・美濃新四国八十八ヶ所霊場 第七十四番札所
アクセス:
・車:東海環状自動車道 山県ICから約15分
・駐車場:あり
・公共交通機関:JR岐阜駅から岐阜バス岐北線で50分「富永」バス停で下車後、徒歩で向かいます。
*公共交通機関でもアクセス可能ですが、本数が少ないため車での訪問がおすすめです。
公式URL:https://sankouji.main.jp/
2026年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。