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近年地元の岡山県では、「神様に呼ばれた人だけがたどり着ける」という神社がパワースポットとして話題になっています。御神環(お守り指輪)で有名な大阪のサムハラ神社の奥の宮になります。
津山市加茂出身の田中富三郎氏という人が、日清・日露戦争で戦地に赴いた際にサムハラの護符を持参し無事生還したり、事業に成功したことから、昭和10年に荒れ果てたサムハラの古祠を再建しました。そして移り住んだ大阪にサムハラ神社を築造し分霊されたということです。それ以降、岡山のサムハラ神社は奥の宮となりました。
”神さまに呼ばれた人だけが辿り着ける”といいますが、カーナビを使わない私でも迷うことはなく、現地の案内板もあり (奥がサムハラ神社奥の宮の看板です。)迷うようなことはありませんでした。「金比羅神社」の看板もありますが、同じ日詰山にある神社です。奥の院と金刀比羅神社はサムハラ信仰の重要な聖地として深く結びついています。
ここから先は、車一台が通れるだけの細~い道幅になります。
車が数台停められる駐車場があり、すぐ横に鳥居があるのでここから登っていきます。たいした階段ではないと思っていたものの結構長い階段でした。
上りきったところは広場になっており、手水舎と次の石段があります。この手水舎は、金刀比羅神社のもので、この広場には御神事場(ごじんじば)と呼ばれる竹に注連縄で結界を作った場所があります。秋祭りの際には、金比羅神社の神様をここにお迎えされ神事が行われるそうです。
さらに階段を上ります。ここもつづら折りのように階段が続きます。やっと、金毘羅神社が見えてきました。
拝殿とその上に見えるのが本殿です。本殿は日詰山の中腹に鎮座していて変わった配置です。
拝殿から向かって左側へ進み、サムハラ神社を目指します。
やっと、たどり着きました。ここがサムハラ神社奥の宮です。
主祭神は、天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)、高御産巣日大神(たかみむすびのおおかみ)、神産巣日大神(かみむすびのおおかみ)の宇宙の根源の神、造化三神を祀り、無傷無病や延命長寿、災難よけの強力なご利益で知られています。
造化三神とは、天地が生まれるよりも前に最初に誕生し、その後に続く神々の礎(別天津神)となり、万物や生命を創り出す力を持つ神々です。『古事記』の冒頭において天地開闢の時に出現し、その後姿を隠されました。
神社の正式な文字です。読めますか? なかなか読めませんよね。
パソコンでは変換ができないのでカタカナで書いていますが、これ、漢字ではなく 神字 というものだそうです。
神字とは漢字の渡来に先だって、古の日本にかつて存在したといわれる固有の文字のことだそうです。
もちろん、そんなものは無かったという否定説もありますが…。
正式な? 参拝の仕方は裸足になって、一番手前の石の真ん中にある鉄に左足を合わせ、次に右足を合わせて一番上の石に上がりお参りをする…と、ネットなどには書かかれていますが普通の参拝の仕方でも大丈夫です。
金比羅神社まで戻ってくると「展望台」と書かれた看板を見つけます。こんな文字を見つけたら行かないわけにはいきませんよね。山頂にはさらに高さのある展望台があります!
展望台からは、加茂の郷や駅が見渡せます。雨の降りそうな蒸し暑い日でしたが、吹いてくる風が清々しくて頬に心地いい~。♪
加茂町の北は鳥取との県境で、後ろは中国山地の山並みです。お天気が良かったらもっときれいだったかな?
展望台を下りると御神木の楠がありました。
ご神木の奥はバスツアーの方々?と、思うくらい多くの人がいてビックリ!
皆さん、同じ方角に向いて座り、やや上空を見上げ、何かを待っている風にも見えたのですが、声をかけるのもためらう雰囲気でした。
いかがでしたか。
強力なパワーを持ち全国から参拝者の絶えないサムハラ神社奥の宮ですが、いちばん気になっていたのは、展望台の下の御神木の奥にいた人々です。帰って調べてみましたら、この場所は不思議な体験談や星空観察のスポットとしても知られる神秘的な場所で、ここで大自然のパワーを感じて心を落ち着かせたり、瞑想をする参拝者が多く見られるということでした。
もうひとつ、帰ってから知ったことに、展望台へ上る途中に緩い下り道があり、その道を下りて行くと移築遷宮される前の奥の宮跡地があったらしいのです。現在のサムハラ神社が元々あった場所ですが、遷宮後も祠と磐座のような石が残り、合わせて神聖視され、霊感のない人でもここに来れば「霊圧」と呼ばれるエネルギーを全身で感じる…そうです。
やっぱり” 神さまに呼ばれた人だけ ” しか、ここまで辿り着けないのかもしれません!
名 称 サムハラ神社奥之宮
所在地 〒709-3931 岡山県津山市加茂町中原900−3