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江戸時代の幹線道路「中山道」の一部である木曽路。近年、海外の方からの人気も高く、妻籠宿・馬籠宿周辺の一部区間は「サムライロード」とも呼ばれています。宿場町の奈良井宿をはじめ、伝統工芸や独特の食文化でも有名ですが、そんな木曽路にある絶景ポイント「寝覚の床」の夏の景色をお届けします。
木曽地域の中央を流れる木曽川。その激流が花崗岩を削りだして作り出したのが寝覚の床(ねざめのとこ)です。白い石が四角く削れた景色が特徴的で、平らな岩がまるで床のように並んでいます。
名前の「床」は見た目からきていますが、「寝覚」の名前は浦島太郎が玉手箱を開けて夢から覚めたという伝説に由来すると伝えられています。
訪れたのは8月の土曜日。小さなお子さんから学生、お年寄りまで幅広い世代が訪れ、海外からの観光客の姿も多く見られました。1時間ほど滞在している間も、途切れることなく人が訪れる人気スポットでした。
寝覚の床は眺めるだけではなく、岩が連なる中を歩けます。実際に近くに行ってみると、背丈の倍近くある岩の巨大さに驚き、花崗岩の織りなす層の美しさがよく見えました。
中央には、浦島太郎が竜宮城から持ち帰ったと伝えられる弁才天像を安置したという小さなお堂「浦島堂」がありますが、大きな岩をまたいだり、岩をよじ登ったり、岩を削って作られた階段を登らないと辿り着けません。
そのため、動きやすい服装で行くのがおすすめ。岩も表面がツルツルして滑りやすいものもあるので、グリップが効いた靴で行くと歩きやすかったです。
撮影スポットとしては、寝覚の床の手前にある他の岩より白い巨大な岩が人気で、写真撮影をしている人が多くいました。また来た道を振り返ると、名古屋と塩尻を結ぶJR中央線が見え、電車が木々の合間を通り抜ける姿も見られました。近くで見ると、より寝覚の床の雄大さを感じられます。
実は寝覚の床は、上から見下ろす形で眺めることもできます。有料の展望スポットとして、「臨川寺(りんせんじ)」と「ねざめ亭」の2か所があります。
今回立ち寄ったのは「ねざめ亭」。お土産物店の奥にテラス席があり、飲み物を片手に寝覚の床を眺められる休憩スポットになっています。今回は時間の都合でテラスには入りませんでしたが、 テラスから景色を楽しんでいる観光客の姿も見えました。
どちらの施設も寝覚の床へそのまま下りられるルートがあるので、時間に余裕があれば立ち寄ってから景勝地へ向かうのもよさそうです。
■ねざめ亭
住所:長野県木曽郡上松町小川2409
電話番号:0264-52-2320
営業時間:9:00~16:30
入館料:大人300円(税込)、小・中・高校生100円(税込)、小学生未満無料(駐車場無料)
URL:https://kiso.mypl.net/shop/00000364163/
もし無料で見たいという方は、国道19号沿いのねざめ亭を過ぎた場所にある「寝覚の床美術公園駐車場」に行けば車を無料で停められます。トイレも完備しているので安心です。訪れた際は車が数台停まっているだけで、ガラガラでした。
ねざめ亭より離れた位置にあるため、10〜15分ほど遊歩道を歩く必要があります。途中に木曽の森林鉄道の車両が展示されているので、一緒に見学してみてはいかがでしょうか。
また伊那方面から寝覚の床に向かう場合、途中にある「道の駅木曽福島」に寄り道するのもおすすめです。国道19号線沿いから唯一、御嶽山が望める道の駅で、地元の特産品もたくさん置かれています。家へのお土産にスーパーで見かけない「開田きゅうり」を購入してみました。後日、漬物にしたらとても美味しかったです。
今回初めて訪れたのですが、身近な場所にもまだ知らない絶景があることを改めて感じました。皆さんも木曽路を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
■寝覚の床美術公園駐車場
住所:長野県木曽郡上松町小川2419-53
電話番号:0264-52-4803
営業時間:24時間開放
■道の駅 木曽福島
住所:長野県木曽郡木曽町福島4061-1
電話番号:0264-21-1818
営業時間:8:30〜17:00
URL:https://kiso.mypl.net/shop/00000366489/