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名物の「冷たい肉そば」や「冷たい肉中華」を求めて多くの人が訪れる河北町。その役場隣接エリアにある「河北町児童動物園」は、単に動物を見て楽しむだけの場所ではありません。ここは、昭和28年から続く深い歴史を持ち、今では山形県の「野生鳥獣救護所」という大切な役割も担っている場所なのです。なんと年中無休&入園無料(屋外は24時間開園!)。2025年4月に誕生した新施設「かほくまなび館 ずーいく」とともに、誰もが快適に過ごせて命の大切さを学べる素晴らしいスポットへと進化を遂げています。
河北町児童動物園の歴史は古く、昭和28年に当時の谷地保育所で動物を保護したことがきっかけで始まりました。当時の宇井与一郎保育所長が「動物愛護と児童的情操教育」を目的に設置したのが前身です。
また、ここは山形県の野生鳥獣救護所でもあります。傷ついた野生の鳥や動物たちを保護・治療し、野生復帰を目指すほか、復帰が難しい動物たちを終生飼育する大切な役割を果たしています。
役場の駐車場に車を停めて園内へ足を踏み入れると、まず最初に出迎えてくれるのが「くま舎」に公開されたツキノワグマです!救護され、ここで暮らすツキノワグマなどの姿からは、野生動物が本来持つ大きさや俊敏さ、生きるエネルギーがダイレクトに伝わってきます。私たちが普段忘れてしまいがちな「命の力強さ」を教えてくれる、学びの場でもあります。
さらに奥へ進むと、大きなドーム状の「放鳥舎」で過ごすハクチョウやクジャク、ポニーやヤギが暮らす「家畜舎」が広がっています。
園内には、子どもたちが夢中になって遊べる工夫がいっぱいです。春と秋の日曜日(15時〜)には、ポニーやニホンジカの「えさやり体験」も開催されていますよ!
今年5月に米沢の救護所からやってきたメスのツキノワグマの公開にともない、現在、愛称を7月23日〜8月31日までの期間限定で大募集しています。
ポスターのプロフィールによると…
⚫︎年齢・体長:推定6〜7歳 / 約110cm
⚫︎性格:おっとり
⚫︎チャームポイント:あごの真下の毛が白い!
⚫︎大好きなもの:甘い果物、毎朝の「滝行」(天井のホースから注がれる水に打たれること)
⚫︎ちょっと苦手:きゅうり、トマト、高くて大きな声
おっとりした性格なのに、毎朝ホースの水で「滝行」をするのが日課というギャップがなんとも愛くるしいクマ。ポスターのQRコードや河北町の公式ホームページから簡単に応募できますので、ぜひ素敵なお名前を考えてみてください!
野外エリアを抜けた奥に見えてくるのが、2025年春に誕生した新施設「かほくまなび館 ずーいく」です。
バリアフリー対応の館内には、授乳室や多目的トイレ、ライブラリーなどが完備されており、赤ちゃん連れのご家族も安心して利用できます。夏場には「涼みどころ(クーリングシェルター)」としても開放されていて、暑い日でも涼しく快適に過ごせる細やかな気遣いがうれしいポイント。
ガラス越しにのぞける小動物コーナーでは、モルモットやウサギたちが身を寄せ合う愛くるしい姿にほっこり。
そして館内の一番の注目が、南米出身の鮮やかな鳥「オニオオハシ」(トロちゃん)!大きな黄色いくちばしと鮮やかな姿を間近で観察できます。
動物園を楽しんだあとにぜひ立ち寄ってほしいのが、道路を挟んで向かい側にある人気のお店「クラッカー(Sweets & Fruit Cracker)」さんです!
地元の新鮮な野菜や果物がずらりと並ぶ有名店で、現在は、名物の尾花沢スイカが店頭いっぱいに並んでいます。こちらでは、果物だけでなくチョコバナナやソフトクリーム、ボリューム満点のフルーツサンドなども楽しめます。動物園で過ごしたあとのクールダウンや、美味しいおやつタイムにぴったりです!
河北町児童動物園は、無料でありながら「歴史ある愛護の心」「傷ついた野生動物の救護」「赤ちゃんや暑さへの気遣い」が詰まった、本当にあたたかいスポットです。おいしい肉そばや肉中華でお腹を満たし、動物園で命の力強さにふれ、河北町ならではの充実した休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。