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福知山へ行くたびに、立ち寄ってしまう鳥料理店があります。
それが「柳町」。
明治時代の町屋をレトロモダンにリノベーションした落ち着いた雰囲気の店内でいただくランチ。名物は鴨すきなのですが、訪れたのは夏真っ盛り。鍋を囲めばおいしいのは間違いありませんが、以前、汗だくになった記憶もあるので、今回はランチメニューの京地どりの親子丼と、からあげ定食をいただくことにしました。
福知山城の城下町、そして宿場町として栄えた下柳町周辺には、現在も往時の面影が残っています。
今回訪れた「柳町」は、そんな街並みに溶け込むように佇む、明治時代の町屋を改装した鳥料理店です。
駐車場は店舗横のほか、少し離れた場所にもあります。車を停めたら、周辺の町並みを歩いてみるのもおすすめ。食事と一緒に、ちょっとした町歩きも楽しめます。
石畳が敷かれたエントランスを進み、店内に入ってまず目に飛び込んでくるのが、吹き抜け天井の広々とした売店「マルシェ」。
ここには地元農家が持ち込む新鮮野菜をはじめ、こだわりの特産品やオーガニック食品などがずらりと並んでいます。
食事の前についつい足を止めてしまう、柳町のもうひとつの楽しみです。
私も訪れるたびにここを覗いていて、いつも購入するのが「朝倉山椒」。とても爽やかな香りの粉山椒で、料理の味を引き立ててくれます。
予約してある旨を伝えて店内へ案内されると、中庭の緑がパッと目に飛び込んできます。
今回は1階の席に案内されましたが、2階席もあります。
店内を見渡すと、やはり名物の鴨すきを注文しているお客さんが多く、6名ほどのグループで鍋を囲んでいるテーブルもありました。
落ち着いた照明に、木の板張りの床。テーブルには庭の緑が映り込み、ゆっくりと食事を楽しめる雰囲気です。
いつ訪れても賑わっているのも、料理だけでなく、こうした空間そのものに魅力があるからなのでしょう。
親子丼に使われている鶏肉は、京都府が開発したブランド地鶏「京地どり」。
しっかりとした歯応えがあり、噛むほどに鶏肉の味わいが感じられます。
とろんとした半熟玉子に使われているのは、ブランド卵の「卵どすぇ」。赤みの濃い卵黄で、ひと口食べると濃厚な味わいが広がります。
味付けもしっかりしていますが、出汁や調味料に負けることなく、鶏肉と卵、それぞれの美味しさをしっかりと感じられる親子丼です。
ここに、マルシェでも販売されている朝倉山椒入りの香り高い七味を振りかけると、爽やかな香りと辛味が加わり、また違った味わいを楽しめます。
一方のからあげ定食は、大ぶりの唐揚げが2個。衣はカリッと香ばしく、なかには歯応えのある鶏肉。新鮮な野菜も添えられていて、ボリュームも十分です。
親子丼とからあげ定食には、茄子と香ばしく焼いた油揚げのお味噌汁、お漬物も付いていました。
柳町の魅力は、料理だけではないのだと思います。
地元の新鮮な野菜や食品が並ぶマルシェ、明治時代の町屋を生かしたレトロモダンな店内、そして店の周辺に残る福知山の歴史ある街並み。
それらをすべて含めて、訪れるたびに楽しめる場所だからこそ、福知山へ行くとまた立ち寄りたくなるのかもしれません。
今回は夏だったので見送った名物の鴨すき。次はもう少し涼しくなった頃に訪れて、ゆっくりと鍋を囲んでみたいと思います。
■柳町
住所:京都府福知山市下柳町21番地
電話番号:0773-22-1809
アクセス:JR福知山駅から徒歩20分
営業時間:
昼 / 11:30〜14:30 (L.O 14:00)
夜 / 18:00〜23:00 (L.O 22:00)
※日・祝は18:00〜22:00 (L.O 21:00)
マルシェは10:00〜17:00
定休日:12月31日〜1月4日
URL : http://yanagimachi.kyoto.jp/