あんこ

あんこ

大阪特派員

更新日
2026年8月24日
公開日
2026年8月24日

8月28日から始まる、なんばパークス屋上庭園「パークスガーデン」の体験型イベント「なんば雲海」。開幕に先立つ先行体験会で、2階から8階まで続く雲海さんぽを実際に歩いてきました。難波駅から徒歩圏、しかもビルの屋上でこの規模の演出が観覧無料というのがまず意外でした。当日歩いた順路に沿って、見どころと過ごし方を紹介します。

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ビルの屋上が、夜だけ雲の中になる

2階エントランスアーチ

「なんば雲海」の会場は、なんばパークス2階から8階に広がる「パークスガーデン」です。約500種類・10万株の植物が育つこの庭園に、17時30分から22時までミストが立ち込めます。

毎時0分と30分、2階「エントランスアーチ」から上層階へ順に発生する仕組みで、フロアごとに量や光の色が変わります。他の日と比べたわけではありませんが、階段を上がるたびにミストが噴射され、庭園のあちこちで白い霧が漂っていました。暑さでダウンしかけの身体に心地よいミストです。

2階から8階まで、表情を変える雲海さんぽ

  • 2階の「エントランスアーチ」
  • 3階「雲海BAR」
  • 4階「ウッドデッキ」
  • 5階「せせらぎの杜」
  • 7階「Red canyon」
  • 8階「GREEN STAGE」

2階の「エントランスアーチ」から歩き始めます。階段の下から白い霧がゆっくり立ち上がり、見慣れた緑の庭園が一変しました。

3階「雲海BAR」、4階「ウッドデッキ」、5階「せせらぎの杜」、7階「Red canyon」、8階「GREEN STAGE」と、フロアが上がるたびに霧の量と光、聞こえてくる音まで変わっていきます。急いで8階を目指すより、各フロアで足を止めて霧や光の違いを見比べる方が、印象に残る場面が増えるはずです。

4階のウッドデッキでは、霧の向こうに大阪の夜景がのぞきました。庭園の緑と白い霧、その先の街明かりが重なる景色は、都会の屋上ならではです。

最後に着いた8階「GREEN STAGE」は、庭園の中でも特に大きな雲海が発生するスポットでした。下から上がってきたところで視界が霧に覆われ、雲の中に入り込んだような感覚になります。

そこで目に入ったのが、霧の中に浮かぶ文字でした。2階から続いてきた道のりの最後に、この景色がありました。

3階「雲海BAR」で一息、光るかき氷を

「光るフルーツかき氷」と提灯
  • 光るフルーツかき氷
  • 雲海カラフルソーダ
  • チュロス&おさつドーナツ
  • 大たこ入りたこ焼き
  • おさつポテト&唐揚げ

3階の「雲海BAR」に立ち寄りました。テラス席から色とりどりの雲海を眺められる造りです。

注文したのは「光るフルーツかき氷」のマンゴー味。名前の通り氷そのものが光る仕様で、テーブルに置いた提灯と並べて撮った一枚は、この日いちばん気に入った写真になりました。

かき氷の鮮やかな色と提灯の柔らかい灯り、背景ににじむ霧が重なり、夜の庭園らしい一場面が撮れます。

雲海BARには、スイーツの「らぽっぽファーム」と、たこ料理の「たこ家道頓堀くくる」が手掛ける期間限定ショップが出店。

光るフルーツかき氷(いちごミルク・マンゴー・ブルーハワイ)は各900円、雲海カラフルソーダは各850円、大たこ入りたこ焼きは1,040円です。

営業時間は17時30分から22時まで。

 

灯りを手に歩く「朧提灯」

  • 朧提灯 花柄
  • 朧提灯 魚柄

「なんば雲海」ではオリジナルの「朧(おぼろ)提灯」もレンタルできます。「朧」は霧に光がにじんでぼんやりと浮かぶ様子を表す言葉で、名前の通り提灯にはロゴがあしらわれ、足元には花か魚、2種類のオリジナルの柄が浮かび上がる仕掛けです。

実際に持って歩くと、霧の白さに灯りがにじみ、遠くからでもすぐにそれとわかる柔らかな光になります。

レンタル料金は1個500円、貸出場所は2階のインフォメーションカウンターです。事前予約制で台数に限りがあるため、利用したい場合は早めに予約状況を確認しておくと安心です。

 

21時だけの「スーパー雲海タイム」

スーパー雲海タイム

通常は2階から順番に霧が発生しますが、21時からは全スポットで一斉に雲海が発生する「スーパー雲海タイム」があります。1日1回、約3分間だけの特別な時間です。

訪れた日はもともと霧の量が多く、その場では通常時との違いをはっきり意識できませんでした。ただ後から写真を見返すと、歩いた場所にもかなりの量の雲海が出ていたことに気づきました。この時間を狙うなら、21時に合わせて見たい場所をあらかじめ決めておくと良さそうです。

 

昼間にも雲海が出る「ファミリーDAY」

ミストに包まれる

夜だけのイベントかと思いきや、9月22日(火・休)と23日(水・祝)の2日間は、11時から22時まで昼間の雲海も実施されます。毎時0分・30分に2階から順に霧が立ち上り、14時と21時にはスーパー雲海タイムも予定されています。

夜の幻想的な雰囲気とは違い、明るい時間帯なら庭園の植物と白い霧の組み合わせが見やすくなります。小さな子ども連れなら、夜より昼間の時間帯を選ぶ手もあります。

 

歩くときに気をつけたいこと

ミストいっぱいの霧の中へ

霧が濃くなると、階段や通路の先が見えづらくなる場面があります。夜間はもともと周囲が暗いため、急がず足元を確認しながら進んでください。

ミストで衣服や荷物が濡れることがあり、路面も滑りやすくなります。歩きやすい靴を選ぶと安心です。

 

雲海さんぽをより楽しむために

朧提灯を持って雲海の中へ

今回は最後に3階の雲海BARへ寄りましたが、2階から8階まで上り階段が続くコースなので、途中で立ち寄って一息つく方が体は楽かもしれません。

光るかき氷を味わいながら座って過ごせば、後半のフロアも余裕を持って歩けそうです。

実際に提灯を手にすると、写真の印象がずいぶん変わりました。予約枠が埋まる前に確保しておくと安心です。

21時のスーパー雲海タイムを狙うなら、その少し前から見たいフロアで待っておくと、一斉に霧が上がる瞬間を逃さずに済みそうです。

なんばの夜に、もうひとつの景色を

階を上がるたびに霧の表情が変わり、8階まで進むと大きな雲海に包まれる。
庭園全体を歩きながら自分のペースで巡れるのが、このイベントの良いところです。

一方で夜間は霧が濃くなると足元が見えづらくなるので、幻想的な景色を楽しみながらも歩くペースには気をつけたいところです。
夏から秋へ季節が移るころ、いつもと違うなんばの夜を歩きに行ってみてください。

基本情報

■なんば雲海(なんばパークス パークスガーデン)

住所:大阪市浪速区難波中2-10-70

URL:https://nambaparks.com/nambaunkai

・開催期間:2026年8月28日(金)〜11月1日(日)

・開催時間:17時30分〜22時

・場所:なんばパークス パークスガーデン2階〜8階

・料金:観覧無料

・雲海発生:毎時0分・30分に2階から順次発生

・スーパー雲海タイム:21時から全スポットで同時発生

・ファミリーDAY:2026年9月22日(火・休)・23日(水・祝)、11時〜22時、14時と21時にスーパー雲海タイム

・朧提灯レンタル:1個500円(税込)、2階インフォメーションカウンターで事前予約制

・アクセス:南海電鉄「なんば駅」直結。大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」から徒歩約7分、千日前線「なんば駅」から徒歩約10分、四つ橋線「なんば駅」から徒歩約15分。阪神なんば線・近鉄「大阪難波駅」から徒歩約10分

*写真掲載について、許可をいただいています。

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