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【英国】9月はウェールズの歴史遺産へ!無料開放イベント「Open Doors 2026」

June

June

イギリス特派員

更新日
2026年9月2日
公開日
2026年9月3日
画像提供:Cadw / Open Doors 公式ポスター

夏休みのにぎわいも一段落し、ウェールズにも少しずつ秋の気配を感じる9月。
そんな9月にウェールズ各地で開催されるのが、「Open Doors (オープン・ドアーズ)」です。
Open Doorsは、ウェールズ政府の歴史環境保護機関「Cadw (カドゥ)」が主催する、毎年恒例の文化遺産イベント。期間中はウェールズ各地の城や教会、歴史的建造物などが無料で公開されたり、普段は見ることのできない場所を巡る特別ツアーが行われたりします。2026年も9月いっぱい、200を超える歴史スポットやランドマークが参加予定。
今回はその中から、ウェールズ旅行とあわせて訪れたい4か所をご紹介します。

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ポウィス城&庭園~9月12・13日は無料開放~

ウェールズ中部、ウェルシュプールにあるポウィス城&庭園 (Powis Castle and Garden) もOpen Doorsに参加します。
ポウィス城はCadwではなく、ナショナル・トラスト(National Trust)が管理する歴史遺産ですが、このイベントにあわせて無料開放されます。
開催日は9月12日(土)・13日(日)、午前10時から午後5時まで。
現在、城内は一時閉鎖中ですが、世界的にも知られる美しいテラスガーデンやクライヴ・ミュージアムを無料で見学できます。事前予約も必要ありません。
ポウィス城の歴史は13世紀にさかのぼり、ウェールズの王子グリフィズ・アプ・グウェンウィンウィンが築いた中世の要塞が始まりで、現在の印象的な赤砂岩の城は、その後、何世紀にもわたる改築を経て、今の姿になりました。北ウェールズに多い、エドワード1世の城とは違い、ウェールズ人の王子が築いた城というのも特徴です。
そして、日本人にはちょっとうれしい話も。
スタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』の城のデザインに影響を与えた場所のひとつとして、このポウィス城の名前も挙げられています。
17世紀に造られたイタリア式テラスや、巨大なイチイのトピアリーが広がる庭園から赤い城を見上げると、緑の中にまさに浮かび上がるよう。その光景に「ラピュタ」を重ねてしまうのも納得です。
ちなみに、ポウィス城は私の職場でもあります。もちろん、Open Doorsの両日とも働いてます。
9月12日、13日にウェールズ中部を訪れる予定の方は、ぜひ足を延ばしてみてください。
ポウィス城でお待ちしてます!

■ ポウィス城&庭園(Powis Castle and Garden)
住所:Welshpool, Powys, SY21 8RF
URL:National Trust「Powis Castle and Garden」公式サイト

世界遺産ハーレック城~9月26・27日は入場無料~

北ウェールズからは、ハーレック城 (Harlech Castle)
イングランド王エドワード1世によって13世紀に築かれ、現在は「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」のひとつとして、ユネスコ世界遺産にも登録されている古城です。
そんなハーレック城のOpen Doorsは、9月26日(土)・27日(日)の午前11時から午後4時まで。入場無料、予約も不要です。
さらに両日とも、午前11時、午後1時、午後3時から約1時間の無料ガイドツアーが予定されています。
エラリ(スノードニア国立公園)の山々を背景にそびえる姿も美しく、城から眺める景色も見どころのひとつ。
北ウェールズを旅行される方なら、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

ハーレック城(Harlech Castle / Castell Harlech)
住所:Harlech, Gwynedd, LL46 2YH
URL:Cadw「Harlech Castle」公式サイト

セント・デイヴィッズ司教宮殿~中世の栄華を感じる遺跡へ~

西ウェールズ、ペンブロクシャーにあるセント・デイヴィッズ司教宮殿 (St Davids Bishop’s Palace)もOpen Doorsに参加します。
開催日は、ハーレック城と同じ9月26日(土)・27日(日)、午前11時から午後4時まで。
入場無料で、午後3時からガイドツアーも予定されています。
ここはかつて、中世のセント・デイヴィッズ司教たちの主要な居館だった場所。
現在残る壮麗な建物の多くは14世紀、ヘンリー・ガワ―司教の時代に築かれたもので、当時の教会と司教たちがどれほど大きな力と富を持っていたのかを感じさせます。
すぐ隣にはセント・デイヴィッズ大聖堂もあり、こちらでも同じ週末にOpen Doorsの特別イベントが予定されています。
英国最小の「City」として知られるセント・デイヴィッズの街歩きとあわせて楽しむのもおすすめです。

セント・デイヴィッズ司教宮殿(St Davids Bishop’s Palace)
住所:The Close, St Davids, Pembrokeshire, SA62 6PE
URL:Cadw「St Davids Bishop’s Palace」公式サイト

【番外編】カーディフ城で無料イベント「Party in the Park」

最後はOpen Doorsとは別イベントですが、首都カーディフからもひとつ。
9月12日(土)、カーディフ城の芝生広場では英国陸軍のウェールズを代表する歩兵連隊「The Royal Welsh (ロイヤル・ウェルシュ)」の創設20周年を記念した無料イベント「Party in the Park」が開催されます。
時間は午前11時から午後5時まで。こちらも予約は不要。
軍楽隊の演奏や歴史再現、軍用車両の展示、子ども向けのアクティビティなど、家族で楽しめるイベントが予定されています。
カーディフならロンドンからのアクセスも良く、日帰りも十分可能。
「ちょっと、ウェールズにも行ってみたい!」という方にも、ぴったりの機会かもしれません。

カーディフ城(Cardiff Castle)
住所:Castle Street, Cardiff, CF10 3RB
URL:Cardiff Castle 公式サイト

 

夏のピークシーズンが終わっても、ウェールズにはまだまだ楽しみがいっぱい。
9月に英国旅行を検討されてる方は、ぜひウェールズのOpen Doorsの開催情報をチェックして、いつもの観光とはまた違うウェールズの歴史に触れてみてください。

Open Doors(Drysau Agored)
URL:Cadw「Open Doors」公式サイト

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