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「勝沼のワイナリーは、車がないと巡れない」と思っていませんか?
新宿から特急でおよそ1時間半。電車と季節の周遊バスやタクシーを使えば、車がなくても甲府盆地の絶景もワインの飲み比べも、秋ならぶどう狩りまで、まるっと日帰りで楽しめます。2024年には、現存最古のワイナリーに絶景テラスが誕生。行ったことのある方も、”知ってるつもり”だった勝沼に出会い直せる、少しオトナな一日をご案内します。
出発点は「JR勝沼ぶどう郷駅」です。JR新宿駅から特急かいじでJR塩山駅まで約1時間20分、普通列車に1駅乗り換えて約5分、合わせておよそ1時間35分。特急かいじは勝沼ぶどう郷駅に定期停車しないので、塩山駅での乗り換えが必要です。収穫期(例年7〜11月頃)には勝沼ぶどう郷駅に停まる臨時便が出ることもあるので、乗車前に停車駅をチェックしてみてくださいね。
【移動手段】
・勝沼周遊バス(観光向き):富士急バスが季節運行する観光向けの周遊バス。勝沼ぶどう郷駅を起点に、甲州勝沼ぶどうの丘や近隣ワイナリーを結びます。
(富士急バス:https://www.fujikyubus.co.jp/news/detail/id/1192)
・甲州市市民バス:300円均一で同じ勝沼エリアを走る路線バス。
(甲州市市民バス:https://www.city.koshu.yamanashi.jp/docs/2021020300053/)
・タクシー:時間が読みにくい観光や、最短距離で効率よく移動したい時に便利
ワイナリーはぶどう畑に点在しているので、車なしの旅では足の把握が肝心。移動手段は次の3つを使い分けるとスムーズですよ。
まずは駅からぶどう畑を上って徒歩約20分、バスやタクシーで約5分の場所にある「甲州勝沼ぶどうの丘」へ。甲府盆地と南アルプスを一望できる、勝沼随一の絶景スポットです。
地下のワインカーヴでは、試飲容器タートヴァン(2200円)を購入すれば、100銘柄以上のワインを9:00〜17:30まで出入り自由で味わえます。あれこれ飲み比べながらお気に入りの一本を探す時間は、オトナならではの贅沢です。
お酒が飲めない方も、丘からの眺めや売店のソフトクリームを楽しめます。日帰り温泉も併設されているので、旅の締めに立ち寄るのもおすすめです(※温泉は改修工事のため2026年10月中旬〜2027年3月下旬まで休館予定)。
■甲州勝沼ぶどうの丘
住所:山梨県甲州市勝沼町菱山5093
電話:0553-44-2111
営業時間:売店8:30〜20:00、ワインカーヴ9:00〜17:30、レストラン ランチ11:30~15:00(LO14:30)/ディナー17:00~21:00(LO20:00)
定休日:年中無休(施設により異なる場合あり)
URL:https://budounooka.com/
秋(8月〜11月ごろ)に訪れるなら、ここにぶどう狩りを加えるのもおすすめ!周囲には農園が数多く並び、あちこちでぶどう狩りを楽しめます。
甲州勝沼ぶどうの丘からタクシーで約7分の場所にある「ぶどう狩りの自由園」は、入園料なしでデラウェアから巨峰、シャインマスカットなど32種類のぶどうに出会えます。量り売りのもぎ取りコースと食べ放題コースの2つのコースを用意しているので、ご自身に合った楽しみ方ができますよ。
摘んだぶどうは持ち歩く時間が長くなるので、保冷バッグや全国発送を利用すると帰宅後もおいしく食べられます。
■ぶどう狩りの自由園】
住所:山梨県甲州市勝沼町等々力150
電話:0553-44-0675
営業時間:9:00〜17:00
開園時期:8月上旬〜10月下旬 ※予約不要
URL:https://jiyuuen.jimdofree.com/
クラフトコーラなどのソフトドリンクもそろっているため、お酒を飲まない方も同じテーブルでゆっくり過ごせます。ペット同伴OKでワンちゃん用のごはんまで用意されているので、愛犬連れの旅にもうれしい一軒です。
■イワイテラス(まるき葡萄酒2階)
住所:山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488 2階(まるき葡萄酒内)
電話:050-2030-3770(予約・問い合わせ)
営業時間:平日11:00-18:00/土10:00-20:00/日・祝10:00-18:00
定休日:なし ※最新の営業時間はHPにてご確認ください。
URL:https://www.huge.co.jp/service/restaurant/cafe/iwai_terrace/
そして忘れずに立ち寄りたいのが、1階の「まるき葡萄酒」。まるき葡萄酒だからこそ出会える“ヴィンテージワイン”が並ぶのが、ここならではの魅力です。
もちろん日常づかいしやすい手ごろなワインもそろっているので、楽しみ方に合わせた一本を選べます。無料で試飲ができるので、味を確かめながらじっくりお気に入りを見つけてくださいね。
■まるき葡萄酒
住所:山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
電話:0553-44-1005
営業時間:8:30~17:00
定休日:木曜日
URL:https://www.marukiwine.co.jp/
ランチのあとは、同じ下岩崎エリアにある「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」へ。まるき葡萄酒(イワイテラス)から徒歩約15分、タクシーなら約5分の近さです。
そのルーツは、明治10年(1877年)に勝沼で生まれた日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」。現存最古のまるき葡萄酒とはまた別に、“日本ワインづくりのはじまりの地”としての歴史を伝える一軒です。入場無料の資料館では、当時の道具や資料とともに日本ワインの歩みをたどることができるほか、テイスティングカウンターでは一杯から気軽にワインを味わえます。
要予約・有料のワイナリーツアーもあります。日本ワインがどう育ってきたのかを、畑や醸造の現場から五感でじっくり感じられるオトナな時間。歴史と余韻に浸りながらワインで一日を締めくくる、ぴったりの一軒です。
■シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー
住所:山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
電話:0553-44-1011
営業時間:ワインショップ10:00〜16:30、テイスティングカウンター10:00〜16:00(L.O)、ワイン資料館9:30〜16:30
定休日:年末年始 ※冬期をはじめ不定期に休業日あり
URL:https://www.chateaumercian.com/winery/katsunuma/index.html
王道のワインのほか、ワイナリーで作った深みのあるぶどうのジュースもおすすめ!お酒が飲めない方へのおみやげにもぴったりです。ワインと並べて選べば、贈る相手を選ばない、山梨らしい手みやげになります。甲州勝沼ぶどうの丘の売店や各ワイナリーなどで購入できます。
また、限られた期間にしか手に入らない「月の雫」も貴重な山梨土産として人気があります。生の甲州ぶどうを一粒ずつ砂糖衣でコーティングしている山梨銘菓です。
少し酸味のあるぶどうと甘い砂糖が溶け合う、絶妙なお味が特徴。9月初旬から11月頃までの季節限定商品です。青い箱が目印の甲州屋本店「月の雫」は、勝沼エリアにある「シャトー勝沼」のワインショップで購入できるそうです。数量限定で売り切れてしまうこともあるので、早めにチェックしてくださいね!
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おいしいワインで酔いしれたいオトナも、運転の負担なくのんびり周りたいオトナも、電車やバス、タクシーを使えばゆったりと楽しめます。ただし周遊バスや市民バスは本数が限られるので、出発前に“帰りの足”の時刻を確認しておくと安心。歩きやすい靴や、ぶどうの持ち帰り用の保冷バッグもあると便利です。
秋には「甲州市かつぬまぶどうまつり」や「ぐるり甲州市デジタルスタンプラリー」も開催されます(日程は公式サイトでご確認ください)。行ったことがある方も、アップデートされた勝沼をぜひ楽しんでくださいね。