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ラスベガスといえば、カジノ。スロットマシンやルーレット、ポーカーなどを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そんなラスベガスで、日本式のリーチ麻雀が少しずつ盛り上がりを見せています。昨年、今年と2年続けて日本のプロ雀士が参加する麻雀大会が開催され、地元にはリーチ麻雀を楽しめる場所も登場しました。実は私自身も、最近麻雀を始めたひとりです。今回は、そんなラスベガスのリーチ麻雀事情をご紹介します。
麻雀と聞くと、たばこの煙が漂う雀荘で卓を囲む、そんな昔ながらのイメージを持っている人もいるかもしれません。でも最近は、麻雀の見られ方もずいぶん変わってきたのではないかと思います。競技としての麻雀が広く知られるようになり、その人気を後押ししているのが、2018年にスタートしたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」です。
Mリーグでは、10のクラブチームに所属するプロ雀士たちが、シーズンを通して対戦します。試合はオンラインでも配信されており、気軽に観戦できるのも魅力のひとつ。アーティストやスポーツ選手を応援するように、プロ雀士にもそれぞれファンがいて、「推し」の選手を応援することが、麻雀に興味を持ったり、実際にやってみたりするきっかけにもなっているようです。
そして、そのMリーグで活躍する「Mリーガー」たちが、ここラスベガスにもやって来るようになりました。
2025年5月、トレジャーアイランドホテルで開催されたリーチ麻雀イベント「AMOS Festival 2025 in Las Vegas」には、全米各地から約100名の麻雀プレーヤーが集結。日本からはMリーガー4名が参加し、現地の麻雀ファンとの交流が実現しました。
そして今年6月には、初のアメリカツアーとなる「M.LEAGUE x World Riichi 2026 U.S. Tour」が、ルクソールホテル内のeスポーツ専用施設「HyperX Arena」で開催されました。Mリーガー6名を含むプロ雀士のほか、全米各地や海外から多くの麻雀プレーヤーが参加。日本のトッププロと一般の参加者が同じ卓を囲んで対局できるのも、この大会ならではの魅力です。真剣勝負が繰り広げられる一方、対局の合間には選手や参加者同士で交流を楽しむ姿も多く見られました。
日本からプロ雀士がやって来て、各地から集まったプレーヤーたちと一緒に麻雀を楽しむ。世界中から人が集まるラスベガスだからこそ実現した、国際色豊かな大会になりました。
こうした大会が続けて開催されることも、アメリカでのリーチ麻雀人気をさらに後押ししているように感じます。
こうした大会で盛り上がりを見せる一方、リーチ麻雀を気軽に打てる場所もできました。今年オープンした「Bluebird Mahjong Studio(ブルーバード麻雀スタジオ)」です。
日本だと街なかで雀荘を見かけることは珍しくありませんが、ラスベガスには、これまでリーチ麻雀を打てる常設の場所はありませんでした。ラスベガス初の常設リーチ麻雀スペースとなるBluebirdの店内には、全自動麻雀卓が並び、英語が飛び交う、まさにアメリカの「雀荘」といった雰囲気。(日本語で対応してくれるスタッフもいます)ちなみに、カジノの街ラスベガスとはいえ、ここではお金を賭けません。
地元では以前から、「Vegas Dragons Mahjong Club(ベガスドラゴンズ麻雀クラブ)」が活動しています。メンバーには、アニメやJ-Popなど日本のポップカルチャーが好きな若者が多く、これまではお店などのスペースを借りてリーチ麻雀をしていましたが、Bluebirdのオープン後は、ここがクラブの新たな活動拠点となっています。
コアな麻雀プレーヤーが集まる一方で、初心者向けのレッスンも定期的に行われているので、「リーチ麻雀を覚えてみたいけれど、何から始めたらいいかわからない」という人にも入りやすい場所になっています。
さて、ご縁があって友人と一緒に初心者向けのレッスンを受け、私も麻雀を始めることに。まったくの初心者なので、牌の名前を覚えるところから始まり、役を覚えるだけでもまだまだ大変です。それでも実際に卓を囲んでみると、あれこれ戦略を考えるのがなかなかおもしろい。麻雀の先輩たちとの交流もあり、みんなが集まる雰囲気は、どこか学生時代の部室のよう。そんな懐かしさも気に入っています。
麻雀を始めてから、Mリーグにも興味を持つようになりました。そこで知ったのが、コナミアーケードゲームスが運営する「KONAMI麻雀格闘倶楽部」というチーム。ラスベガスにはカジノ向けゲーミング事業を手がけるコナミの拠点があることもあって、自然と親近感が湧きました。
しかも、所属する高宮まり選手は、今年6月にラスベガスで開催された大会に参加したMリーガーのひとり。直接お話を伺う機会もあり、その人柄にも惹かれて、すっかりファンになってしまいました。そうなるとチームも応援したくなり、ついにはレプリカユニフォームまで購入!
大会の開催や初の雀荘の誕生など、ラスベガスのリーチ麻雀をめぐる動きはますます活発になっています。これからどんな広がりを見せていくのか、私自身も麻雀を楽しみながら注目していきたいと思います。
◾️ブルーバード麻雀スタジオ(Bluebird Mahjong Studio)
住所:4525 West Reno Avenue, Suite A2, Las Vegas, NV 89118
電話:702-659-6689
URL:https://www.bluebirdmahjong.studio/