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ハノイで行列ができるスイーツ店の代表格、お馴染み「ケム・チャンティエン」。今春発売された『ベトナム ランキング&お得な旅テク!』でもハノイスイーツ部門で堂々の4位。その本店が、9/15に閉店することが発表されました。
今回閉店するのは、ホアンキエム湖南側、老舗デパート「チャンティエン・プラザ」と同じチャンティエン通り沿いにある本店です。
「ケム・チャンティエン」は1958年にオープン、創業約70年の老舗中の老舗のアイスクリーム店です。市内にはいくつも支店がありますが、他都市からハノイに観光に来たベトナム人も、絶対に立ち寄るお店と言われるほど、ベトナム国民みんなに長く愛されているのが、ここ本店です。
ベトナムのお店は間口が狭く、奥に長い作りのお店が多いのですが、このお店は間口が広く、大きな緑色の看板が特徴です。実際に訪れたことがない方でも、市内観光周遊バスのルート上にあるので、写真をご覧になって、「あー、このお店ね!」と思い出される方もいらっしゃるのでは。特に週末は、朝から晩まで多くのお客さんでいつも長い行列ができています。
「ケム・チャンティエン」の魅力は、昔ながらの素朴な味とその価格でしょう。創業時は棒付きアイスのみでしたが、今はコーンやカップタイプ、フレーバーも様々。棒付きアイスは、1本15000VND(約90円)!元々日本に比べ、物価が安いベトナムですが、この価格は安すぎますね。
フレーバーは、バニラ、チョコレートなど日本でも一般的なものもありますが、コム(緑色のもち米)やタロイモと言った、ベトナムならではの味もあります。
購入場所は、通りに面した店頭のほか、お店奥のカウンターでも購入することができます。ただ、中のカウンターは3つあり、場所ごとに販売しているものが違います。お客さんの立場からしたら、販売していないものは、メニューから外しておいてくれると親切なのですが、散々並んで待った挙句、「それはここにはありません」と言われた時のショックたるや!過去そんなことが何度かありましたが、閉店が決まった今では、それもいい思い出です。
「ケム・チャンティエン」の味自体は無くなりませんが、今の時期にハノイを訪れる予定の方は、是非本店の雰囲気を味わいに訪れてみて下さい。
ケム・チャンティエン 本店
住所 35 Tràng Tiền, Cửa Nam, Hà Nội
アクセス ハノイ市劇場(オペラハウス)より徒歩4分
営業時間 7:30〜23:00
定休日 なし
*2026年9月15日までの営業
本店閉店後も、以下近隣の支店は営業しています↓
<各店住所>
・18 Hàng Bài, Cửa Nam, Hà Nội
・44 Tràng Tiền, French Quarter, Hoàn Kiếm, Hà Nội
・18 Ngô Quyền, Cửa Nam, Hà Nội
ハノイのランドマークタワー、「サメの顎ビル」。実は、昨年2025年の夏に取り壊しになっていたことはご存知でしょうか?先日『地球の歩き方』コミュニティの方から、「えっ!あのビルなくなったんですか?」とコメントを頂きました。私がベトナム特派員になる前のことでしたので、特派員ブログでは紹介していませんでした。かつてハノイを代表する建物でしたので、ここでご紹介させて下さい。
「サメの顎ビル」は、ホアンキエム湖北側、ちょうど周遊バスのチケット売場の向かいにあった建物です。元々路面電車の車庫があった場所の跡地に1991年から1993年にかけて建設されました。6階建ての商業ビルで、ベトナム最大コーヒーチェーン店、「ハイランズ・コーヒー」も入居していました。私もハノイに住み始めた頃は、どこに何があるのかわからなかったため、待ち合わせ場所としてよく使っていました。
取り壊しの理由は、目の前のドンキンギアトゥック広場(Quảng trường Đông Kinh Nghĩa Thục)の景観・建築空間の整備計画の一環ということでした。2025年春に取り壊しが決定した後は、最後に記念写真を撮ろうと連日、多くの人で賑わっていました。
取り壊し後は、すぐに広場が整備され、大きなイベントの時には、大掛かりな特設ステージも作られるようになりました。今後は地下に文化スペース、商業施設、駐車場などができる予定ですが、完成はいつになのか、公表されていません(“ベトナムあるある”です)。取り壊しが決定した時も、解体時期がわからずでしたが、いつの間にか始まり、いつの間にか終わっていた…ということで、地下施設も急にオープン日が決まるかも。
今、ホアンキエム湖の周辺は、再開発中真っ只中。今後数年で大きく景色が変わるかもしれません。