Life on Mars インスタ・アカウント
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北イングランドの古都ヨーク。街に流れるウーズ川は、古代ローマ人がこの地を北ブリタニアの軍事都市エボラクムとした頃から重要な水運として活用された、いわば街の動脈です。
近代になり鉄道が陸運を支えるようになるまで水運の要、また市壁とともに街の内外を分かつ重要な役割を果たしました。
そんなウーズ川に橋が架けられたのは、1863年のこと。当時は橋を渡る人や馬車から料金を徴収したため、橋の両たもとには料金所が設けられました。
今回ご案内するのは、西側のたもとにあった料金所跡地のカフェバーです!
お店を切盛りするのは、オーナーであるロス・ウッドフォードさん。ヨークで出会い結婚した中国人の妻といっしょに彼女の故郷である深圳(シンセン、英語読みだとシェンジェン)でカクテルバー「ライフ・オン・マーズ」を2018年~2024年まで経営。その後、夫婦でヨークに戻り同名のお店を始めたそうです。
ちなみに店名は、ミュージシャンだった父親とご自身がともに大ファンだという、デヴィッド・ボウイの曲名「Life on Mars?」から(お店の方にはクエスチョンマークがありませんが)。
また店名のもう1つの意味として、中国・深圳というイギリスとは異世界で暮らしていた、当時の彼の心境も投影したそうです。
若い頃はヨーク市内のバーで修行したオーナー氏は、オーソドックスなカクテル以外にもオリジナルカクテルがご自慢だそうです。確かにメニューを見るとイギリスと東洋を融合した「キムチ・マルガリータ」や「ビッグ・イン・ジャパン」など、名前だけじゃ味を想像できないカクテルも!
とはいえ筆者が来店した日は暑かったので、アイスラテを注文。イギリスではエスプレッソを淹れて氷の上に注ぐのが主流で、ここもしかり。またガムシロップも置いてない店が圧倒的に多く、注文するとき砂糖の有無を訊かれます。エスプレッソが熱いうちに溶かすため。
そしてフードメニューには3種類の餃子。ドリンク中心のお店っぽいし夜は10時(金土は11時)まで営業だから、きっとお酒のつまみ的なのでしょう。餃子にキムチ・マルガリータ、新しい美味しさかも?
壁に飾られたポスターや写真を眺めたら、ご来店ワンコのポラロイド写真が並んでたのも好感度大。
東岸料金所だった「ソフィー」がほっこり系カフェだとしたら、西岸のこちらはロック好きオーナー氏の趣味がさりげなく光るカフェバー。どちらも居心地いいお店なので、ヨーク観光の小休憩に立ち寄ってみてね!