• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【埼玉】都心からアクセス良好の歴史ゾーン・小江戸川越でたてもの散策

ベスト加島 聡子

ベスト加島 聡子

アメリカ・メリーランド州特派員

更新日
2026年9月28日
公開日
2026年9月28日

日本各地に歴史的な建物を街並みとして保全している観光地はいろいろありますが、埼玉県川越市には、江戸、明治、大正、昭和の四つの時代を一日でめぐることが出来る不思議な歴史体験ゾーンがあります。それが「小江戸川越」です。そんな川越の街歩きをしてみました。

AD

蔵の町・時の鐘エリアをあるく

川越は江戸時代から徳川将軍家とのつながりの深い城下町および商業都市として発展してきました。明治26年(1893年)の大火をきっかけに、防火を目的に立てられた蔵造りの町家が多く立ち並ぶようになり、その後も大正から昭和初期の洋風建築も加わり、現在のような和洋折衷の歴史を感じられる独特の町並みとなっています。
最古の建物は寛永4年(1792年)築の大澤家住宅(蔵造り町家)で、街歩きをしながらまさに江戸、明治、大正、昭和時代の様々な建物を楽しめます。そのレトロな建物の中で営業する土産店や喫茶店も数多いので、外から見るだけでなく、中に入ることもできます。近年建て直された店も、例えば郵便局やスターバックス・コーヒー店のように、蔵のまちの雰囲気に合わせた外観になっています。
電柱も地下化されているので、それぞれの建物がとても見やすいです。バスや一般乗用車も通る主要道路に面しており、週末は特に混雑します。車道にはみ出さずに歩くよう気をつけてください。
さらに仲町交差点から南の川越駅に続く通りは、昭和の懐かしい雰囲気を残した商店街(中央通り・昭和の町)、東に並行して「大正浪漫夢通り」という商店街も軒を連ねています。
「蔵づくりの町並み」は仲町交差点から札ノ辻交差点までの南北約430メートル、東西約200メートル、面積は約7.8ヘクタールあります。このエリアは平成10年(1998年)「川越市川越伝統的建造物群保存地区」に制定されています。

  • 小江戸川越観光には巡回バスが便利
  • 漬物専門店・つけもの小江戸
  • 抹茶スイーツ処茶和々(ちゃわわ)川越店(右)と本の店太陽堂(書店)(左)
  • 焼き芋専門店の芋川(右)とカフェバーのKLAR(クラ)と木製玩具店の「そうび木のアトリエ」(左)
  • フカゼン(深善美術表具店)(右)、左隣の建物は宮岡家住宅
  • 川越のランドマーク・時の鐘
  • 薬師神社
  • 川越まつり会館
  • スターバックス・コーヒー川越鐘つき通り店
  • りそなコエドテラス
  • 川越アルファルファ(陶器・雑貨店)
  • 保刈歯科(旧山吉デパート)
  • 喫茶店 川越アートカフェエレバート(右)
  • 川越元町郵便局
  • 時の鐘:小江戸川越といえばここ、というほどランドマークとなっている建物。創建は約400年前で、現存する鐘楼は明治27年(1894年)再建の4代目です。奥には薬師神社(時の鐘と同年に再建)があります。
  • りそなコエドテラス:旧八十五銀行本店本館・現存の建物は大正7年(1918年)築のルネサンス様式洋風建築です。
  • 「蔵のまち」の郵便局(川越元町郵便局)
  • 川越まつり会館:370年の歴史を誇る川越まつりについての展示があります。
  • 小江戸横丁への入口付近:焼き芋専門店の芋川、奥にカフェのミナミマチコーヒーがあります。隣はカフェバーのKLAR(クラ)と木製玩具店の「そうび木のアトリエ」があります。
  • スターバックス・コーヒー川越鐘つき通り店:時の鐘から数軒先にあり、周囲に溶け込んだ和風の外観とスタバの洋風ロゴの対比が面白いです。
  • フカゼン(深善美術表具店):大きな「フカゼン」と書かれたトタン看板が目を引く、1738年創業の掛け軸などの表装を扱う店。現存の蔵は明治28年築とのこと。屋号は「町勘(まちかん)」という老舗商家で、現在は宮岡刃物店として営業中。左隣には宮岡家住宅(川越市指定有形文化財)があります。
  • 漬物専門店・つけもの小江戸:川越名物のきゅうりの一本漬けほか多彩な漬物
  • 川越アルファルファ:2階建て山吹色の壁の洋館。現在は陶器・雑貨店
  • 保刈歯科:豪華なステンドグラスのある三階建て洋館。元は昭和11年(1936)築の川越最初のデパート(山吉デパート)。現在は創業者のお孫さんが運営する歯科医院となっています。
  • 喫茶店・川越アートカフェエレバート(保刈歯科医院の隣):こちらの洋風建築も市の有形文化財。大正4年(1915年)築。コーヒー(トアルコトラジャ)とクラフトビールのCOEDOビールが楽しめます。

 

小江戸・川越へのアクセス

川越駅、本川越駅、川越市駅の三つの鉄道駅からアクセスでき、都心から1時間以内で行くことができます。(池袋から東武東上線特急で26分、新宿から西武新宿線線特急で44分、JR埼京線快速で50分、渋谷から東京メトロ副都心線で45分)
・川越駅(JR川越線・東武東上線)、本川越駅(西武新宿線)、川越市駅(東武東上線)
川越市内には小江戸名所めぐりバス、一般路線バスも「蔵の町」方面行きが多数運行しています。蔵のまちへは、「仲町」または「札の辻」バス停で下車します。
詳細はこちらのリンクへ:小江戸川越ウェブ(小江戸川越観光協会)

トップへ戻る

TOP