Network Rail – Ozzy the Bull
キーワードで検索
首都ロンドンに次ぐ「イギリス第2の都市」の座を、マンチェスターとともに競い合うバーミンガム。どちらもイングランド中部にあり、産業革命をけん引した製造業で急成長した点も共通しています。
そんなバーミンガムのシンボルとされている雄牛と、地元出身の人気者・故オジー・オズボーンが合体したようなメカ雄牛が、駅で人々を出迎えてくれますよ!
バーミンガム・ニューストリート駅(Birmingham New Street)は、事実上「バーミンガムの玄関」といえる主要鉄道駅。
市内最大の駅であり、全国各地からの長距離列車・地域列車が集中する都市の中心ハブとして機能しています。
もちろんロンドンからバーミンガムへ行く場合でも、大抵の場合はこの駅を利用。またバーミンガム市街中心に位置し、ヴィクトリア広場やブルリングなど主要観光スポットも徒歩圏にあります。
そんなバーミンガム・ニューストリート駅で人々を出迎えるのが、鋼鉄ロボットのような雄牛「オジー」です!
12世紀から牛の取引市場として発展した街、バーミンガム。16世紀にはブルリング(Bull Ring)と呼ばれる場所が牛の競売所として有名になり、その名称から街のシンボルとして定着したのが雄牛です。
そして現在この駅にある雄牛は、2022年にバーミンガムで開催されたスポーツイベント「コモンウェルスゲーム(英連邦諸国が参加する競技会)の開会式で、オープニングセレモニー用に作られたもの。
産業革命時代のバーミンガムは、金属加工や機械製造の中心地(かたやライバル?マンチェスターは綿織物工業)。そんな街の歴史を表現した巨大なメカ雄牛は、セレモニーのクライマックスで重要な役割を果たしました。
当初の予定では、イベント後に解体される筈でしたが、市民の強い要望により保存決定!そして翌2023年には、バーミンガム・ニューストリート駅に設置されたのです。
前出のイベントセレモニーでは、産業革命時代に酷使された女性労働者の開放をテーマにした演出だったため「怒れる雄牛(レイジング・ブル)」と名付けられましたが・・・駅での永久保存にともない、新しい名前を公募しました。
その結果4つの名前が最終候補に残り、その4択でオンライン市民投票した結果、70%もの票を獲得したのがオジー(Ozzy)!
まだ存命だった本人オジー・オズボーンも「blown away(ぶったまげた)」「thrilled to bits(マジで嬉しい)」と、地元市民に愛されている名誉を喜んだそうです。
中世から近代の歴史を象徴する雄牛と、地元が生んだロックスターが合体したオジー。バーミンガムに行く機会があれば、ぜひ会ってくださいね!