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町内に約300万本のアカシアが群生し、初夏には甘い香りが漂う秋田県・小坂町。この町に、2つの国の重要文化財が佇んでいます。ひとつは栄華の象徴であり、豪壮華麗な建築美を誇る「小坂鉱山事務所」。もうひとつは1世紀の時を経て今なお現役で活躍する明治の芝居小屋「康楽館」です。今回は、十和田の旅で巡りたい、「小坂鉱山事務所」と「康楽館」をご紹介します。
明治から大正にかけて、鉱産額日本一を誇った小坂町のシンボルとして、ひときわ存在感を放っているのが「小坂鉱山事務所」。ルネッサンス風の明治を代表するオフィスビルで、建築としても高い評価を得ています。注目してほしいのは「らせん階段」。3階まで続く大きな秋田杉を使用しています。フォトスポットとしても人気の場所。
らせん階段を愛でたあとは、バルコニーに出てみましょう。少し視線をあげて透かし彫りを見てみると、藤の花と「田」という文字があり「藤田組」という文字が隠されています。
2階にはレストラン「あかしあ亭」があり、レトロで美しい空間が出迎えてくれます。今回いただいたのは「桃豚ロースカツ」。他にも、カレーや生姜焼きなどのメニューが揃います。小坂鉱山事務所内を思う存分散策したら、ぜひ同レストランに立ち寄って美味しい時間をお過ごしください。
◾️小坂鉱山事務所
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字古館48-2
電話:0186-29-5522
営業時間:4月~10月 9:00~17:00(最終入館16:30)、11月~3月 9:00~16:00(最終入館15:30)
URL:https://kosaka-mco.com/pages/46/
◾️あかしあ亭
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字古館48-2
電話:0186-29-4247
営業時間:10:00~16:00(平日・土日・祝日) 、食事 11:00~14:30
URL:https://kosaka-mco.com/pages/46/
明治43年に建てられた芝居小屋「康楽館」は、外観はモダンな洋風、内部は純和風の和洋折衷の建築様式が特徴的。今もなお現役の芝居小屋として稼働しており、全国から足繁く通うファンが集います。館内に入るとまるでタイムスリップしたかのよう。観客が舞台を見やすいよう緩い傾斜になっている客席や、桟敷、2本の花道、すっぽん、回り舞台などを見ることができます。
床下(奈落)にある回り舞台は、直径9.73メートルの大きさ。ろくろの仕掛けで4人の人力で、ぐるりと回して舞台演出をサポートしています。桟敷や奈落を間近で見ることができる舞台裏見学もあるので、ぜひ利用してみてください。
◾️康楽館
住所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字松ノ下2番地
電話:0186-29-3732
営業時間:4月~10月 9:00~17:00(最終入館16:30)、11月~3月 9:00~16:00(最終入館15:30)
舞台裏見学:所要時間約30分
URL:https://kosaka-mco.com/pages/51/